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いちばん大事な人だから - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第11話

 最速世界線では新アニメことアニメ3期が終わったばかり、その他多くの世界線ではまだアニメ3期が終わっていない状況ですが、早くも新シリーズであるアニメ4期が発表され、盛り上がるハヤテ界隈。
 サンデー本誌ではなく12月24日発売のサンデーSで発表したのは、12月24日誕生日のマリアさんメインの話である伏線なのでは!?(妄想)


 さてさて、11話感想の前に冬コミ告知ー。

[C83]コミックマーケット83 むんくろ!!!読本2012(下)

 冬コミで頒布される「むんくろ!!!読本2012(下)」に『ココロコネクト』の話を書かせていただきました! ココロコは実に面白い作品だよねでもいつになったらミチランダム配信されるんだろね、という話です。冬コミ3日目に参加される皆様は是非よろしくお願いします。

 それから忘れちゃいけないこの本。

ハヤテのごとく!のお茶会

 夏コミで頒布したハヤテ同人誌「ハヤテのごとく!のお茶会」を若干数ですが冬コミで頒布します! 畑先生へのインタビューなど盛りだくさんの内容ですのでまだ入手されていない皆様は是非是非。こちらは1日目になりますのでご注意を。詳しくは上記サイトにて。よろしくお願いします!


 それでは冬コミに参加できない現実から目を逸らしつつ、第11話感想です。泣いてない、泣いてないよ!

 街に戻ってきたナギ。
 西沢さんに「探すの……手伝ってくれる?」と不安げに聞くのがとっても可愛い。そしてキャラが揃うと、カユラとか咲夜とか出番が少ないキャラ勢がここぞとばかりに喋ります。

 今回の11話は答え合わせ回。これまでに提示された情報をベースに黒椿とは何でハヤテに何が起こったのかを当てると共に、新アニメという名の第3期が何のための話だったのかを確認する話。

 様々な情報を元にナギが頭をフル回転させ、導き出した答えを元にハヤテをおびき寄せるべく日本から取り寄せたのは母・紫子の結婚指輪。それをルカにはめてもらい、テレビを通じてハヤテに向けて発信します。ようやくルカにまともな出番が!
 つまり今のハヤテは「紫子の結婚指輪」に反応するようなキャラであるということですね。そして同時にツグミにドリーの指輪を取ってくるよう頼みます。


 そうしてやってきたハヤテが訪れたルカの楽屋には、ナギの書き置きが残されていました。

121225_01.jpg

 ポイントは、そもそも名前を書く必要すらない書き置きに、「ナギ」ではなく「三千院ナギ」と名前がフルネームで書いてあること。家出をした時も別にフルネームで名前を書いたりはしてませんでしたよね。そしてそれを見たハヤテは「ナギ」という言葉を慣れない感じで声に出している。

 そう。
 今のハヤテに「入って」いるのはシン・ハイエック
 永遠を生きるための「魂を入れ替える」マジックアイテムである黒椿の効果により、黒椿の中で魂だけの存在として生きていたナギの父親。

 名前をフルネームで書いたのは、呼び出した少女が「三千院」――すなわちシンハイエックの子供であることを示すため。そして「ナギ」と声に出したのは、あの「お嬢さま」が自分の子供であるということを知ったから。

 ナギという名前自体は伊澄が発していましたが、あの時のシンハイエックは突然現世に戻った状態で、知らない少女の執事であるという状況。シンハイエックが仕えるべき相手は紫子一人なのだから、あの態度になるのは自然といえば自然です。
 目の前にいるナギという少女が、自分と紫子の間に出来たたった一人の子供だということを、まさにこの瞬間まで知らなかったのだから。

121225_04.jpg

 ナギが生まれたのはシンハイエックの死後です。ナギという名前をつけたのは紫子。「この世の全てをナギ倒せ」――そんな願いを込めてつけられた名前です。
 その名前をシンハイエックは知りません。だから声に出した。感触を確かめるように。次回きっと父親としてナギの名前を呼ぶのでしょう。「なまえをよんで」というわけです。

 思えば前回の、英語喋れないはずのハヤテが英語でマフィアを尋問するのは伏線だったんですね。記憶が流れ込んだのかと思ってましたが、魂そのものが入れ替わっていたようです。
 そうなるとナギが紫子から聞いた「死に際に言っていたこと」というのはシンハイエックの身体に入った王の言葉ということになりますが、どんな言葉だったのでしょう。ナギが1話で「浮気をしていた証拠」に心当たりがあり、さらに10話で「ドリー」という名前に聞き覚えがあった様子だったことから、「ドリーはどこだ」みたいな言葉かなあ。


 話を戻して。
 不幸を呼び込む時計である黒椿を大事そうに持つナギ。

121225_03.jpg

 「この中にいるのは、私のいちばん大事な人だから」

 10話で泣いて、泣いて泣いて泣いて。ハヤテの大切さと、ハヤテが側にいてくれることのかけがえの無さを痛感した。そのハヤテは目の前にいる「ハヤテ」ではなく、その時計の中にいる。不運に襲われようとも、これだけは絶対に手放せない。ナギにとって何よりも大事なものは、今その手の中にあるのだから。
 
 そんな黒椿を奪いに来たドリーに、シンハイエックは告げます。

 「会えないよ。亡くなった人とは、もう二度と」

 自分がラスベガスで死んで、紫子に自分と二度と会えない悲しみを与え。そして今それを悔やみながら、自身もまた紫子と二度と会えない悲しみを味わっているシンハイエックだからこそ、実感を込めて紡ぎ出せる言葉。

 魂としては生きていても、肉体は死んでいるシンハイエックもまた二度と会えないはずの存在であり、死ななければならない存在でしょう。中身と外見――魂と肉体は本来不可分のものだから。次回に親子としての別れを済ませ黒椿をハヤテに刺した後、黒椿を破壊する流れかな。


 さて、ここまであらすじをまとめてみましたが、それ以外にも今回様々な真相が明らかになりました。ナギは自力でそこまで辿り着いたようで、流石の頭の回転の速さです。最終回前に考察するのはあれですが、論点の整理と考察を少々。


・黒椿の効果

 永遠に生きたいと願った「王」が作った、魂を入れ替える魔の剣。肉体から魂を抜き取り、次に刺した者の魂と入れ替えるそうな。この「王」というのはロイヤルガーデンにまつわる「王族の力」と関係があるのかな。白桜がかつてロイヤルガーデンにあり、そして黒椿と対比されていたことを考えれば可能性は高そうです。魂を入れ替えることがイコール幸運とも思えないので、不幸を呼ぶのと8で針が重なると幸運が訪れるのは別の能力なのかもしれません。

 7話で「永遠を交互に刻む」という言葉がありましたが、2つの針が「8=∞=永遠」で重なることで永遠を交互に刻んでいるということなんでしょうかね。時計の中にいる存在は永遠であると言えそうですが、交互に刻んでいるもうひとつの永遠とは何なんでしょう。現世=肉体側の魂と永遠=黒椿内の魂が入れ替わっていくことを「交互に」永遠を刻むという言い回しで表している? ハヤテに黒椿がグサァした時に時計の針が動いたのは前回触れましたが……。

 そして今回ようやく千桜が「8の数字で針が重なることはない」ということに気付きましたが、シンハイエックがそうしていたように後ろをクルクルと動かすと重なるのか、それとも「実際は重なることはない」=「永遠を生きる者が現世と交わることはない」みたいな象徴的な意味なのか。はてさて。


・黒椿のあらすじ

 「王」は黒椿を使い、肉体が寿命に達したとき次の肉体に魂を移し替えることを繰り返して「永遠」を手に入れた。描写からすると、ドリーと王はだいぶ昔から生きている模様。
 しかしある時ドリーは王の魂が入った黒椿を失ってしまった。次の身体を見つける前に王の寿命が来てしまい、緊急避難的に魂を避難させておいたのでしょうか。そしてその黒椿は三千院家に渡った。

 6話で言うところの「業界トップに君臨する女」であったドリーは聖域から動けないため、シンハイエックを唆して黒椿を盗みに行かせた。しかしシンハイエックは紫子と結婚してしまい黒椿を盗んでこない。そこでカラスにシンハイエックの指輪を盗ませ、黒椿を持ってくるように差し向けた。

 ラスベガスで車を運転しながら適当に黒椿を弄っていたシンハイエックは黒椿を変形させてしまい、驚いてハンドル操作を誤って、黒椿の「不幸を呼び込む」効果も手伝ってか、交通事故に遭ってしまった。その際黒椿が刺さり、シンハイエックの魂は黒椿の中に封印され、王はシンハイエックの身体と共に亡くなった。今回ハヤテに黒椿がグサァしたことでシンハイエックの魂がハヤテの身体に入ったという流れのようです。

121225_02.jpg

 しかしシンハイエックは、

090124_hayate_01.jpg

 本当にハヤテとそっくりだなあ。


・結婚指輪

 あの結婚指輪は帝が渡したもので、その価値は2億円だそうな。最初からシンハイエックが「なくす」ことを想定した上で渡していて、そして実際シンハイエックは「なくした」と言っている。帝にとっては予想通り狙いは金だったのだ、ということになるのでしょう。

 しかし実際はあの指輪は奪われたもので、シンハイエックは「永遠の愛の証」として取り返しに行った結果亡くなった。裏切ってなどいなかったんですね。紫子もきっと事情があったのだとわかっているのでしょう。今回ナギがツグミに指輪を取ってきてもらおうとしたのも、真相に気づいて父親を信じることが出来たからなのかな。

 今回明らかになった設定で帝まわりの本編考察の材料も色々出てきましたが、それについては最終回後に回したいと思います。


 その他雑感としては、クラウス……生きてたのか!とか、1203号室ってルームナンバーは結局ナギと関係ないの?とか、でも父親の話にフォーカスするならマフィアの話は完全に余計なので、今回でケリを付けなかった以上は何かやっぱり関係があると思いたいなーとか、まあ色々。

 ツグミがドリーを母と呼ぶ理由など他にも色々謎は残っていますが、ともあれ次回最終回。大体の落とし所は見えてきましたが、どんな感じで〆るのか。次回を楽しみにしたいと思います。

(これまでの感想)
差し伸べられた手 - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第10話
アメリカの魔女 - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第9話
ラスベガスに吹き荒れる風 - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第8話
黒椿は不運を呼ぶ - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第7話
紫子むかしばなし - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第6話
ナギの父親情報、なる早で - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第5話
原作と繋がるキーワード - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第4話
ヒナギクは鬼じゃないよ可愛いよ! - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第3話
ツグミルリは不憫可愛い - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第2話
新たなる物語の始まり - 「ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」第1話


| ハヤテのごとく!! | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

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