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「ハヤテのごとく!」劇場版を踏まえた、原作のこれから

 劇場版記事をもう1本!
 今回は劇場版の内容を整理しつつ、作中未来で起こることについて予想してみようと思います。普通の感想はこちらをどうぞ。

劇場版「ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」を見てきました!

 作中現在までの話もするので、劇場版を見ていない方はもちろん、「単行本派だけど劇場版は見たよ」みたいな方もネタバレにご注意ください。

剣野カユラ



 読者的には新キャラである剣野カユラ。初登場時から仮面を装着し、田舎にも衣装を持参し何度か着替えている筋金入りのレイヤーのようですが、まずは彼女とナギの関係について見てみます。

ナギのつぶやきに答えたのは、向かいあってモンハンをやっている剣野カユラだ。ナギに最近できたオタク友達の女の子で、同じ学園に通うクラスメイトである。本来ならまだ中学生の年齢だが、飛び級で高校の授業を受けているあたりはナギ同様だ。(小説P.23)

ナギのクラスメートにして、夏コミの修羅場を共に潜り抜けた同人誌仲間。(パンフレット)


 白皇学院に通うナギのクラスメートで、ナギ同様飛び級組のようです。ナギとほぼ同年代ということになりそう。そして夏コミの修羅場を共に潜り抜けたということで、ナギの同人誌の完成を手伝ったか、あるいはカユラ自身もサークル参加するのか。

 ナギとクラスメートであるということは、ヒナギクや生徒会三人組とも同じクラスということですが、その割には「三人組先輩」「オールバック先輩」「無敵先輩」というように飛び級でないメンバーを先輩と呼んでいるんですよね。クラスメートであっても年上には形式的な礼儀として「先輩」とつけている、ということなんでしょうか。

 あと微妙に気になるのはハヤテ達のクラスのクラス名簿のどこにカユラが入るのか、ということですね!
 幽霊ではないだろうけど、双子風の姉妹がいるかどうかはわからない。さて、どの枠に入るのか。25番は千桜じゃなくてカユラな線も出てきたのかな、コスプレ的な意味で。

 いつ頃出会い、仲良くなることになるのかはわかりませんが、原作の展開とかを見ていると、割と近いうちに出会うことになりそうな気がします。いやまあ学校に行けば毎日会っているんだとは思いますけども、仲良くなるのはやっぱり同人イベントとかでかな。


この夏の出来事



 劇場版は一応原作の作中現在から2ヶ月半未来の物語で、「夏コミやら色々あった夏の終わり」とのこと。夏コミの申込みってだいぶ前に終わってるはずなのですが、まあ漫画内の話ですし「コミケ」と略せる架空のイベントだと思うのでどうにでもなるのでしょう。

この夏、ナギは初めてコミケでスペースを出したり、ライバルと同人誌売り上げ勝負をしたり、なかなかハードだったのである。(小説P.28)


 この場合のライバルとはおそらくルカでしょう。真泉くんとの勝負は334話にて一応終わってますし、今後原作で真泉くんがライバルと呼べる間柄になったとしても、ナギにとって同人での最初のライバルはルカであるはずです。本編の展開も踏まえると、同人編の一応の締めが夏コミで、そこでルカと勝負するということなんでしょうかね。

 ちなみに夏コミのサークルスペースにいたのはナギと千桜だったと思うので、カユラはナギのサークルメンバーとして参加するわけではないのかな。コスプレ参加はほぼ確実でしょうが。


コミックVタチバナと西沢さん



 ワタルは白皇を辞め、新事業を始めようとしていたわけですが、それが「コミックVタチバナ」。ワタルの新事業については、292話(27巻9話)で「市場調査」との名目でコミサンでの同人誌確保を頼んでいたのは記憶に新しいところですが、作中現在からあと2ヶ月半で新事業をスタートさせる模様。

大通りを挟んで、「コミックVタチバナ」の真向かいにあるファミリーレストラン「ロイヤルホスト」。大きなウインドウガラスごしにワタルの店が見える、窓際の四人がけブースに、三千院ナギがいた。(小説P.23)


 ナギやカユラがモンハンに勤しんでいたロイホは、ワタルの店の向かいにあるようですね。ワタルの店を冷やかしにでも来たんでしょうか。

 そしてそこに突然現れた西沢さん。

ロイヤルホストの入り口ドアが突然開いて、まるで今までの会話を聞いていたかのようなタイミングとセリフで、西沢歩が現れた。(中略)彼女はメイド姿だった。向かいのオタクショップでバイトをしていて、抜け出してきたのだった。(小説P.29)


 突然メイド服を着た西沢さんが現れ「ロイホで働いてるの?」と疑問に思った方は多いかと思いますが、その西沢さんはワタルの店のバイトを抜け出してきていたようです。ワタルと西沢さんは友人同士ですし、新しく店を開く際にバイトを頼んだのでしょう。
 喫茶どんぐりのバイトは辞めちゃったのかな。ハヤテやナギ、ヒナギクと西沢さんが出会うポイントにもなっていた特別な場所ですし、その辺りは気になるところです。


ナギと西沢さん



 これは小説版にしか描かれていないのですが、著者の人が考えたオリジナル展開でもないでしょうから触れておきます。西沢さんのおばあちゃんと食卓を囲んだワンシーンです。

「あ、こら、ちょっと待てハムスター!」
急にナギが何かに気づいて西沢を指さした。
「その呼ばれ方久しぶり……。どしたの、ナギちゃん」(小説P.54)


 ナギの西沢さんに対する呼称「ハムスター」について、西沢さんが「その呼ばれ方久しぶり」と言っています。久しぶりということは他の呼び方があるはずなのですが、「お前」みたいな呼び方はあれど、個人を特定できる呼び方が変わった記憶がありません。
 西沢さんは同人編においてナギサイドにいるので、同人誌を作っていく過程で呼び方が変わるのか、それとも実際は他の呼び方などなく、単に最近名前を呼ばれてなかっただけなのか……。


ナギは三千院の屋敷に戻ったのか



 鈴音とナギが観覧車でやり取りをしている際、ナギに電話がかかってきましたが、その電話は屋敷にいるクラウスからのものでした。後ろにはタマとシラヌイもいましたね。
 電話の内容は、Amazonからのお届け物について。ここで生じる疑問は、ナギは屋敷に戻ったのか? ということです。

 Amazonのお届け物の届け先が屋敷になっている上、ナギが屋敷を出ることになった際「ナギに絶対についていく」と言い張ったタマがシラヌイと共に屋敷にいることからも、屋敷に戻ったと考えるのが自然です。「劇場版でワンカットでもいいから彼らに出番をあげよう」という理由で描かれただけ、というのは残念すぎるのでないと思いたい。

 アリス=アーたん(幼)に関しても、作中5/22あたりであろう301話(28巻7話)で「3ヶ月間の修行」と言っているので、アリス問題についても解決しているはずです。つまりムラサキノヤカタにハヤテがいなければならない理由もない。
 とはいえ元々あのアパートは執事付きであることを売りにしてましたから、仮にナギが屋敷に戻ったのであれば、ハヤテやマリアさんが交代で住人のお世話をしに出かけることになるでしょう。

 屋敷に戻るのだとすれば、どのようなイベントを経てそのお許しが出たのか。王玉を壊したのはナギなんだから、ナギが次の相続権を得るはずだ――というのが前からの自分の主張なわけですが、はてさて。アテネや法仙夜空が絡んでくるのかもしれませんね。


ルカとライブ



 劇場版オープニング「僕ら、駆け行く空へ」はとても良かったですね。劇場であの軽快なイントロが走った瞬間、これは名作になるぞ、と確信してしまったくらい好きです。

 千桜やカユラも西沢さんのおばあちゃん家に一緒に行ったのに、ルカは一緒に行きませんでしたが、それは劇中でも描かれたようにあの日ルカはライブ「LOVE Live 5」を行っているからなんですね。5月のライブと同じタイトルなので、ライブツアーだったのでしょうか。99巻でも「ライブで行けない」とはっきり言っています。

110910_hayate_01.jpg

 ライブさえなければ行きたかったようなので、西沢さんとかとの顔合わせも済んでいるのかな。

 ところで、99巻で二人が会話している場所はムラサキノヤカタです。
 仮にナギが屋敷に戻ったとするならば、この部屋が誰の部屋かと考えるとやはりルカがムラサキノヤカタに住むのかな。ちょうどルカは329話でムラサキノヤカタ暮らしに興味を見せていましたし。千桜の部屋、という線もありますが……。


鈴音と遊園地、劇場版の舞台



 劇場版新キャラである鈴音は、最後まで見れば分かる通りハヤテのおばあちゃん。若くして借金を押し付けられ、執事として働く孫を心配して今回の事件が起こったと。幼い頃ハヤテと共に一度だけ遊園地に来たことがあるようなので、ハヤテの実家は東北にあるのかな。
 ハヤテに対し言っていた「それ(印籠)を受け取る正当な権利」というのは、ハヤテの両親が失踪した今、鈴音の財産を相続する権利があるのはハヤテ、ということでしょうか。

 実際ナギをどうするつもりだったのかは結局よくわかりませんでしたね。殺すつもりはなかったようですが、だとすればハヤテを諦めさせるために何をするつもりだったんだろう。幻術状況下、「お嬢さま」がマリアさんなら心置きなく執事を辞められるとかそういう読みだったのかもしれませんが、幻術を永遠にかけ続けるわけにもいかないでしょうし……。

 ちなみにあの遊園地、劇場版サントラの曲名によると「只見遊園」と言うようで。小森監督のTwitterとかも見ると、福島県の只見あたりが舞台となっている可能性が高そうです。

 余談ですが、まさかクラス名簿の1番は綾崎鈴音……!?(ねーよ


HEAVEN IS A PLACE ON EARTH



 結局このサブタイトルの意味は何だったんでしょうね。
 直訳すると「天国は地球上の場所」みたいな意味になりますが、いつぞやのサンデーには「楽園はここにある」というフレーズがありました。おお、それっぽい。

ナギ「よーし! では心と体をリフレッシュしに、「何もない」があるこの世の楽園へ行ってみるのだー!」

 ナギが「この世の楽園」と言っている場所は田舎。つまり田舎という場所も皆と一緒に行けば楽園になりうる、すなわち楽園とは地球上のどこにでもありうる場所なのだ――という意味が込められたタイトルなのかなと。


 とりあえず今回はこんな所で。今後どのように原作が劇場版に追いつくのか楽しみですね。
 自分も先日2回目を見に行ってきましたが、新たな発見も色々あって、何度見ても楽しめる作品に仕上がっていると思います。小説で一度復習して、もう1回見に行ってみるといいかもしれません。「ネギま!」の0巻も手に入れておきたいですしね。
 あとは今後の原作の盛り上がりに期待ということで! 3期も楽しみ!


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| ハヤテのごとく! | 22:59 | comments:1 | trackbacks:0 | EDIT

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| | 2011/09/12 02:12 | | ≫ EDIT















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