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「ハヤテのごとく!」西沢さんは、揺らがない

 もう1月が終わろうとしている…。
 色々とやらなきゃいけないことをやってないような気がしても、時間は過ぎていくものなのです。


 さて、今週の「ハヤテのごとく!」は第257話「誰かが君を」。

 ハヤテに10年も想われ続けているアテネのことを羨ましく思うヒナギク。思い出すのはハヤテと積み重ねてきた思い出であり、自分がハヤテのことを好きになったことに気づいてから、思いを募らせていく過程でした。

 そんな過程の中でさえも、ハヤテはアテネを想い続けていたのだと。そう思うと胸が痛い。そして、自分の恋のライバルであり、そして親友でもある西沢さんにとっても辛い事実を伝えねばならないことも辛い。
 ヒナギクは悩みます。数時間前、ハヤテが悩んでいたその場所で、同じように。そしてそこには、その悩みを打ち明けることが出来る誰かが訪れるのです。

「何をそんなに悩んでいるんだい?」

 現れたのは、先ほどまで西沢さんが着ていた着ぐるみに身を包んだ、姉・雪路。一応は顔を隠していても、尊敬する姉の声を間違えるはずもなく。
 草津チックなイタリアから飛行機で2時間。ヒナギクからの電話を受け、「どうするかな」と悩んでいた雪路は、日本ではなくギリシャまで来たのでした。妹のために。

 ところで、西沢さんの着ていた着ぐるみを着た雪路が現れたということは、雪路と西沢さんが会った可能性が高いですよね。
 かつて西沢さんの家庭教師をしていた雪路。その雪路にギターを貰い、他にも色々なところで影響を受けた西沢さん。
 西沢さんはヒナギクの姉がかつての自分の家庭教師であったこと、雪路はかつての教え子が妹の悩みを聞いてあげられるほどの妹の親友だということを、それぞれ知ったことになるのかな。


 そんな姉にヒナギクは悩みを打ち明けます。「私の姉がお酒ばかり飲んで…」「貸したお金が返ってこないので…」それは本当の悩みではなく。本当の悩みは姉にすら…いや、姉だからこそ言いづらい。

 そこに現れる西沢さん。着ているのは、先ほどまでヒナギクが着ていた着ぐるみ。

「私には好きな人がいるんですが…でもその想いがどうにも通じないみたいなんですけど、どうしたらいいのかな?」

 西沢さんは既に想いを伝えていますから、この「想いが通じない」は、ハヤテとの間に何かあったのであろうことを察した西沢さんが、ヒナギクの悩みを代弁したものかな。
 この「通じない」を「成就しない」と解釈すれば西沢さんとヒナギクの共通の悩みとも言えますし、隠れている薫先生の悩みでもあります。


 雪路の答えは、諦めること。それでも諦められないのであれば、当たっていくしかない。人生の9割は思い通りにならないことばかりだから、想いは届かないかもしれない。でも、想いも願いも通じなくても、そんな夜に側にいてくれる誰かがいるなら、その人は大丈夫なのだと。

 どんな願いも叶えてくれる神様の力――という部分を見ると、やっぱり草津チックなイタリア編のバックステージで「黄金の城は比喩」って明かされてしまったのは惜しいなあ。ロイヤルガーデンとの関連を思い巡らせる材料になっただろうに。


 酒が飲める年齢になるまでは、思う存分傷つきなさいと。そう言って雪路は去ります。残された西沢さんとヒナギクは、着ぐるみに身を包んで話をします。
 ヒナギクに差し出された着ぐるみは、愛歌さんが持ってきていたシルバーレッド。正体は西沢さんにも秘密だったのだけれど、もはやそれはバレていて。そのヒーローががんばったからこそ、西沢さんはここにいて。

「だから、そのヒーローからなら、私は何を聞かされても平気ですよ。」

 ハヤテとヒナギクの間に何があったのか、西沢さんは知りません。想いは伝えられたのか、伝えられなかったのか。どちらにせよ、ヒナギクが西沢さんに伝えるのがはばかられるような、そんな何かがあったことだけは確かです。

 それでも、自分をここに連れてきてくれたヒーローからなら何を聞かされても大丈夫だと、西沢さんは言います。

 西沢さんの気持ちを受け止めて、ヒーローは口を開きます。

「告白は…できなかったの………」
「ハヤテ君…好きな人いるって…」
「その人の事をハヤテ君、10年くらい想ってて…」


 ハヤテには、好きな人がいる、と。
 西沢さんも例の「元カノ」の話は知っていますし、プレゼント選びの時の甲斐性云々の話は、自分が嫌われているわけではないことを確かめただけ。ハヤテには他に好きな人がいる、そんな可能性を考えたこともあったはず。
 西沢さんもこの話を聞いて、少なからずショックを受けた事でしょう。

 それでも西沢さんは、「ちょっと嬉しいかな?」と言います。

「女の子を次々とっかえひっかえする人よりも…一人の人をず~っと想い続けている人の方が…愛情が、深いって事なんじゃないかな?」
「その相手が…自分でないのは残念だけど…ハヤテ君がそういう愛情深い人なんだって知ったら、もっと好きになっちゃうかも。」


 西沢さんは、強い。
 それはこれまでもずっと思っていたことですが、改めて思います。

 自分の想いが成就する可能性が、ますます低くなったことを知って…それでも、もっと好きになれるのだと。
 きっと涙声だったのだろうけれど。ショックは受けたのだろうけれど。それでも気持ちは前向きに。アテネへのハヤテの想いもまた、成就するとは限らないのだから。諦めないで、前に進む。その想いは、揺らがない。

 西沢さんはハヤテが誰のことを好きなのか知らない、という仕掛けはそのうち効いてきそうですね。「その人相当キレーな人なんでしょ?」という質問に対するヒナギクの肯定は、相手がヒナギクが知っている人であることを示していますし、それと喫茶どんぐりでの件を考えれば、西沢さんはその相手がマリアさんだと思うんじゃないかな。

 その頃マリアさんは怪物たちを手なずけていました。流石です。


 今週のまとめ。
 とても良かったと思います。先週の256話を読んでもやもやしていた点も含め、色々納得がいった話だったなと。ヒナギクの電話パートを挟んだ理由や、全体的にホテル側がコメディ色強くなっている理由とかですね。今週の話はコメディ調だったからこそ描けた形だったかなと思いますし。

 ヒナギクの今後の行動についてはどうなるんだろう…。西沢さんがああ言ってしまった以上、もはやアテネで想いを伝える物語的必要性はあまりありません。今後ヒナギクが叫ぶパートがあるらしいので(ソースは畑先生のTwitter)、それがアテネ宅でのことだといいな。普通に怪物退治に回る可能性も大。

 あと、西沢さんルートの困難性について。ヒナギクルートは、両親の失踪という暗い過去がありますから、雪路との絆を描きつつその問題を解決するという落としどころがありますが、西沢さんルートは、ハヤテとの恋愛の成就以外に落としどころが見当たりません。ノーマルエンド(116話)より先に進んだルートの終わり方があるのかどうか…。

 ともあれ、今はGW編をどう締めるか、ですね。来週も楽しみです。


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| ハヤテのごとく! | 23:58 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

COMMENT

当たり前だけど。
桂先生はしっかり“姉”なんだなと思い知らされる回だったな~と僕は思いましたね。

今週ってか、もう、今日だけど。
サンデーが楽しみですb

| ミヒト | 2010/02/03 02:29 | URL | ≫ EDIT

ヒナギクと雪路の関係を描いた話ってのはもっと読んでみたいですねー。
二人の過去に踏み込んだ話はもうしばらく先かな…?

| カーム | 2010/02/09 00:10 | URL | ≫ EDIT















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