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TVA「ハヤテのごとく!!」2期を振り返っての総括

 半年間続いたTVA「ハヤテのごとく!!」も最終回を迎えました。少し遅れてしまいましたが、今回の総括記事です。第2期はどうだったのか、一原作ファンとして振り返ってみたいと思います。


◇第2期の全体評価

 原作通り。
 一言にまとめれば、これに尽きます。

 第1期のようなカオスさ、実験的アプローチはほぼ皆無で、とにかく原作を忠実かつ丁寧にアニメ化し、純粋に完成度を高めてきた、という印象です。

 不満が数多くあった1期とは違い、2期にはほとんど不満はないんですよ。本当に丁寧な、完成度の高い良いアニメ化だったし、面白かった。けれど、原作ファンとしてはどこか「物足りない」。そんなアニメ化だったと感じました。

 最後にアーたんとロイヤルガーデンが映されるという、第3期をほのめかす終わり方をしていたので、第3期にも期待したいところです。


◇第2期の傾向:完成度の高さとパロディカット

 基本的に2期は原作を再現していますが、細かい所が演出で補強されているところも多く、とても丁寧に作られている印象です。
 例えばバレンタインではナギがチョコを作っているシーンが追加され、ナギの頑張りを見せて原作を「味付け」し、原作の完成度をさらに高めてきています。

 一方で、特に前半顕著だったのがパロディシーン・コメディシーンの大幅カット。日常におけるさりげないやり取りがこの作品の魅力のひとつなんですが、尺の都合もあるのでしょうか、ばっさりカットされていたのは残念。

 まとめると、「ラブコメ」における「ラブ」を描くのが上手く、「コメ」を描くのが下手でした。しかし、第1期でコメディ話を使いまくったことで必然的に第2期はラブ寄りの話が多くなっていたこともあり、全体的に上手く作られていたと思います。また、2クール目に入ると「コメ」のほうもだいぶこなれてきていた気はします。

 個人的に触れておきたいのは、第12話「残酷な大馬鹿野郎のテーゼ」。この話は素晴らしかった。ヒナ祭り祭りクライマックスの1つ前の話ですね。
 キャラクターイメージアルバムの影響で「残酷な天使のテーゼ」への驚きはなかったとはいえ、それでも十分期待に応えるクオリティのライブシーンでしたし、生徒会3人娘の「時をかける少女」がさりげなく入っているのが嬉しかったです。また、ナギが虎鉄を諭すシーンの釘宮さんの演技がすばらしかったですね。


◇第1期との差異:時間の意識とオリジナル

 アニメ1期においては「時系列一致」システムが採用されていました。作中世界と現実世界の季節をリンクさせ、夏には夏の、秋には秋の話を描くというシステムですが、これは失敗だったと思っています。

 一方2期は1期のシステムを完全に捨て、1期を「なかったこと」にして、再びナギとハヤテが出会って1ヵ月後に時間を戻しています。1期でヒナギクと出会ったのは2005年4月の事ですが、2期ではヒナギクと出会ったのは原作通り2005年1月であるという設定になっています。この辺りはもう、無理矢理こうでもしないと修正がきかなかったでしょうから仕方が無い。

 一方2期が原作の「時間」をきっちり意識している事による欠点は、エピソードの「取り残し」を取りに戻れない事でしょうか。1期のような「おいしいとこ取り」が出来ない。
 その影響か、2期は、余った尺の使い方があまり上手くありません。14話で人気投票をあそこに入れる必要は無いだろうし、13話の虎鉄の逮捕は入れないか、入れるとしてもエンディングテーマの後にするべきだったでしょう。マリアさんの看病エピソードが幻となってしまったのも残念。

 ところで、1期で多かったオリジナルエピソードは、2期では全くありませんでした。一応最終回後半、Bパートがオリジナルではありましたがその程度。「味付け」の範囲を超えるようなオリジナルは控え、とにかく手堅かったのが2期。

 手堅かった故に原作ファンは退屈さを覚える事もありましたが、最終話のオリジナル部分を見ていると、手堅く作ったのは正解かなとも思ったり…。
 最終回のオリジナル部分はパッキーを買いに行く話。ハヤテの特殊能力が発動し、パッキーがなかなか手に入らない部分はハヤテらしい話だったし良かったんですが、ハヤテが事故に遭うくだりはコメディパートであるとしても適当感が…。


◇第2期総括と第3期への展望

 第1期総括において挙げた不満点のうち、オリジナルエピソードや暴走など、「遊び心」に関しての項目以外はおおむね解消されていたように思います。
 それを踏まえて、上に書ききれなかったことも含め第2期についてまとめてみると

【2期の総括】

・作画も声優陣も素晴らしかった。
・EDテーマがどちらも凄く良かった。
・原作エピソードを丁寧にアニメ化しており、完成度は非常に高かった。
・チャレンジ精神はあまり見られなかったけど、それが良かったのかも。
・お色気シーンを自重したのは良かったけど、深夜っぽくはなかったかも。
・深夜アニメだった事自体は良かった。

【3期への期待・要望】

・基本的には原作重視で、けれど遊び心も交えつつ。
・アーたんを可愛く描いてくださいね。
・引き続き深夜アニメで。


◇第2期総括

 第2期は遊び心が無かった事が欠点であると同時に、遊び心が無かった事で成功した気もします。矛盾しているようでいてそうではない。面白かったけど、どこか物足りなさを覚えた。

 1期は当時60点と評しましたが、やはり時間が経つと評価は変わってくるもので。流石に厳しすぎたかなあと反省していたりします。今つけるなら70点かな。

 このように意見というのは時が経てば変わるものでして、その上で2期に点数をつけるなら80点。常に80点前後をキープする優等生、けれど90点を超えることもあまりない…良くも悪くも安定していたアニメでした。

 色々と言ってきましたが、第2期全体としては、原作を尊重した良いアニメ化だったと思います。物足りなさがあったとはいえ、原作ファンとしては十分満足できる出来です。

 自分はすごく楽しんでいましたし、Twitterで実況しながら見るのもとても面白かった。良いアニメにしてくれたスタッフの皆さんに感謝を。きっとやってくれると信じて、第3期にも期待しています。


TVA「ハヤテのごとく!」1期を振り返っての総括


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| ハヤテのごとく!! | 23:48 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

COMMENT

ラブコメ度が1期よりもageってる気が…
まあ、2期のほうが好きだけどね。

| nanasia | 2009/10/10 20:59 | URL | ≫ EDIT

不満といえばある部分をカットしたことで説明不足がおきたり
原作に忠実すぎてセリフがアニメに合っていない場面があったこと。
アニメの尺が原作消化量に対して短かったことが原因なのは明らかですが
脚本や演出についてはアニメスタッフの腕の見せ所なのに原作に依存したのは残念な限りです。
漫画表現とアニメ表現は違うのに。

| 名無しさん | 2009/10/11 11:41 | URL | ≫ EDIT















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