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「ハヤテのごとく!」やっと気付いた、自分の気持ち

 バックステージが移転した影響で、過去のバックステージファイル(hataxxx.html)が削除されたようです。そんな訳で、過去の記事からバックステージへのピンポイントリンクはほぼ全て404になってしまいました。
 一応hataxxx.html→hata/xxx.htmlとすれば見れますが、ブログだと修正が面倒で…。確かにバックステージは「おまけ」かもしれないけど、もう少し配慮して欲しかったな…。


 さて、今週の「ハヤテのごとく!」第239話。
 一応今週は格納しておきます。ネタバレ注意、ということで。
 タイトルは「Silky heart」。アニメ「とらドラ!」のOP2ですね。


 ハヤテが憂鬱そうにしていた原因は、アテネに無視されてしまったこと。それを聞いたヒナギクはホッと一安心。自分とのディナーが憂鬱だった訳ではなく、久々に再会したアテネに無視されたからなんだ、と。

 ヒナギクがこうしてハヤテに質問をしたのは、「自分とのディナーが憂鬱ならば、告白なんてできない」から。そしてそれは杞憂だったと分かった。


090905_hayate_01.jpg

 だから、ヒナギクはここで告白するべきだった。
 これ以上踏み込んだ質問を投げかけることなく、想いを伝えるべきだった。そうすれば少なくとも、想いを伝えられぬまま終わるような、消化不良な終わり方はしないで済んだ。

 …しかしヒナギクは訊いてしまう。
 「ハヤテ君と天王州さんっていったいどういう関係なの?」と。
 

 ハヤテとアーたんの関係とは一体なんだったか。
 幼馴染ではないし、友達というのも違う気がする。ならば何故これほどまでに気になっているのか。ナギの執事の仕事に集中するべき時に、何故アーたんの事ばかり考えてしまうのか。

 ハヤテにとってアーたんの存在とは何だ。ずっと会いたかった。伝えたい言葉があった。じゃあ伝えたら満足なのか。そうではない。それだけではない。

 アーたんの事を思い出すたび、胸が痛んだ。
 だから思い出さないよう、思い出は記憶の底に沈めた。
 しかし、アーたんと会って。それでも思い出さないなんて、無理だった。

 彼女は、ハヤテが絶望の縁にいた時に、手を差し伸べてくれた存在。
 生きる希望を失っていた自分に、生きる理由をくれた存在。
 彼女が手を差し伸べてくれて、自分はどれだけ救われただろう。
 彼女が見せてくれた笑顔は、何よりも輝いていたのではなかったか。

 そう、他の人とは違う。
 僕にとって、アーたんは―――


 ヒナギクは、会話が止まったこの瞬間に告白しようとする。

 「あ!!あのねハヤテ君!!ずっと言わなかったけど私、ハヤテ君の事が…」

 けれど、ハヤテは告げてしまう。
 ヒナギクの質問への、その答えを。
 考えて、そして気付いた、自分の正直な気持ちを。



090905_hayate_04.jpg

 『あの人は僕の…好きな人です。』

 そう、言ってしまえばそれだけだったのだ。
 好きだから。
 だから彼女に会いたかった。
 そして、無視された事が、仕事に集中できなくなるほどに、辛かった。


090905_hayate_03.jpg


 …もはやヒナギクは、続く言葉を紡ぐ事はできなかった。
 自分の想いが、届かないと知ったから。

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 そんな訳で今週はとりあえずあらすじをなぞってみましたが、過去編から約1年。ついに自分の気持ちに気付いて、「ハヤテの物語」が動き出すんだなあと。

 ヒナギクが告白できない展開は予想通りではありますが、ここまで直球とは思わなかったなあ。「ハヤテ君は天王州さんのことが好きなのかな」と静かに身を引く感じかなと思ってたので、割と驚いてます。


 さて、今週やはり気になるのは、「他の人とは違う」の部分。
 メインキャラをほぼ網羅する中で唯一、ナギがいませんでした。

090905_hayate_02.jpg

 シリアスなシーンであり、また虎鉄やワタル、クラウスなどもいることから、「恋愛対象かどうか」は関係ないでしょう。コマごとに関係性が近い人が集まっているので、3コマ目の日比野文は「描き忘れていて、2コマ目に付け足そうと思ったらスペースがなかった」的な印象。

 何となく「下に行くほどハヤテの好感度が高い」ように見えるけど、そういう訳ではない気もする。「ハヤテの中での順位」を反映するなら、いいんちょより虎鉄のほうが下に来るなんてあり得ないし。下3人に関してはそれでいいと思いますけど、どちらかというと物語的な重要性を反映している気がしないでもない。

 一番下でマリアさんが1コマを占有しているのは、このページに出てくるキャラの中ではハヤテはマリアさんに一番惹かれていたということと、そもそも関係性・重要性的にマリアさんと並び立てるキャラはナギしかいないんですよね。そのナギがいないわけで。
 そして、そんなマリアさんですら「他の人」扱いになるほど、ハヤテにとってアーたんが大切な人であるということに気付いた、という演出かなと。


 それでは何故、ナギがここにいないのか?

090905_hayate_05.jpg

 かつて西沢さんがハヤテに告白した時、ハヤテは真っ先にナギを思い浮かべました。そしてハヤテは今回「他の人とは違う」の「他の人」という括りにナギを入れなかった。

 つまり、ハヤテにとってアーたんは特別な存在で、「他の人」たちとは一線を画す存在である。しかし、ナギだけはアーたんと同じくらい特別な存在で、どっちがより大切かなんて決められないほどの存在であるということ。心の中で、ナギとアーたんを比べる事を拒んでいるのかもしれません。

 以前書いた「ハヤテはアーたんとナギ、どっちの執事になることを選ぶのか」という予想からは逸脱はしていないような気はしますが、はてさて。

 あと、「僕の好きな人です」と現在形で言っていますが、これだと「他の人とは違う」宣言と合わせて、かなり縛りが強いんですよね。なかなか思い切った描き方をしたな、と。これについてはまたいずれ。


 今週はガツンと来たなあ。ここでコメディに逃げず、きっちりシリアスで来てくれたのは良かったし、ちゃんと面白かったと思うけれど、ヒナギクファンとしてはやっぱりショックな展開でした。

 ヒナギクは西沢さんのように諦めず恋の炎を燃やし続けるのか、それともここで身を引いてしまうのか。アテネとの対比から考えれば、真っ向勝負して欲しいですが…。これからの展開が予想できない。続きが楽しみです。

「ハヤテのごとく!」ヒナギクに、もう一度あの時の魔法を(238話感想)


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| ハヤテのごとく! | 23:59 | comments:6 | trackbacks:1 | EDIT

COMMENT

でも過去のバックステージ普通に見れるよ

| んじゅう | 2009/09/06 11:51 | URL | ≫ EDIT

リンクが全てダメになってしまったのが痛いというかめんどいのです…。本文多少修正してみた。

| カーム | 2009/09/06 13:09 | URL | ≫ EDIT

この回は……

予想は出来てたが、ヒナギクがしばらくグレそうというより病みそうだな~……

吹っ切るまで内面ダウナーなヒナが、流石に空鍋はないと思うがボーっとしつつ完璧なヒナと変化に敏感なブルーのイベントを想像(妄想)したり(笑

| ミヒト | 2009/09/06 19:05 | URL | ≫ EDIT

個人的にはナギがきっちりヒロインポジションに来てくれそうで嬉しいです。
キャラが多い分メインヒロインのはずなのに中々恋愛展開がはっきりしないのでやきもきしてました。

|    | 2009/09/07 00:57 | URL | ≫ EDIT

ヒナギクはきちんと玉砕させてあげるべきだった・・・
あーたんを今ひとつ好きになれない人間から見れば今ひとつな展開が続いてる印象です。

| _ | 2009/09/07 11:38 | URL | ≫ EDIT

ナギがいないのは正直恋愛の対象外だからと思ってしましましたが・・・・。

| かめ | 2009/09/07 19:39 | URL | ≫ EDIT















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