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「ハヤテのごとく!」忍耐強い愛情…まさに彼女のための言葉

 梅雨に入ったこの頃ですが、あじさいの花言葉をご存知でしょうか。

>「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」

 多ッ。
 しかも「浮気」がある一方で「辛抱強い愛情」とか、花言葉ってのはよく分かりませんねえ。アジサイの中でももう少し細かい種類によって違ったりするのだろうか。

 そんな訳で、今週のサンデーの表紙はなかなか面白かったですね。ある種のコメディとして成り立っていたと思います。ボケとツッコミみたいな感じで。
 もちろんハヤテはナギのことを「高慢」とは思ってないでしょうし、ナギの方は今でもハヤテと両想いだと思っているはずで、「忍耐強い愛情」はむしろ西沢さんにピッタリと言えます。


 本編は227話。ハヤテがシスターから三千院家をうらんでいる理由を聞いたのは作中で2月上旬ですが、今回のGW編でタイムスリップした事で、ナギ暗殺失敗と自分の関係に気付くハヤテ。これだからタイムスリップはややこしい。

>「死なばもろともって事よ!! 自分の手に入らないものなら…いっそ壊してしまった方がいいに決まっているでしょ!!」
 シスター、その発想だと最終的にワタルが殺されてしまいます。ヤンデレですか。

>「それに私の手に入らないものをあの三千院ナギが手に入れるのだって…がまんならないわ!!」
 先日の「あの金髪女」はアーたんかなと思ってましたが…この台詞を見ると、ナギのことだったのかなあ。ここは微妙なところ。

>「あなたにはわからないでしょ!?あなたには!!届かない想いも…!!振り向いてくれないさみしさも!!片想いのつらさも…!!何もかも!!」
 これは「シスターのワタルへの想い」の事を指しているんでしょうけど、さすがにそれは描写が足りなすぎます。シスター→ワタルを描いた話って、先日アニメでもやった「チューしてくれる?」の話(8巻10話)だけですし。

 さて、状況を打破したのは、やはり西沢さんでした。振り向いてくれない寂しさを自分のハヤテへの想いに重ねての、西沢さん自身の話。
 展開としては予想通りですけども、これは流石に「普通の意見」とは呼ぶわけにはいきませんね(→先週の感想)。そしてそこで王玉を返せるシスターも、悪人にはなりきれないんでしょう。


 そして念願かなってハヤテとビーチで夕日を見る西沢さん。
 西沢さんもヒナギク同様「石を守った」わけですが、ヒナギクとはディナーに行くわけで、西沢さんとの間に対応の差が出来てしまう。ハヤテはどうお礼したものか迷います。ハヤテがお礼に迷う展開多いなあ。

 ただまあ、そこは西沢さん。「とりあえず私にチューでもしてくれるかな?」と冗談を言って…

090614_hayate_01.jpg

 自分からチューしちゃったー!!
 「ん?何かしたかな?」と、何事もなかったかのように言う西沢さん。お互い、このキスを重い意味には捉えない方がいい。それを分かっているからこそのこの台詞。

 だから西沢さんは、その雰囲気を崩さず言います。

090614_hayate_02.jpg

 こりゃ惚れるわ。

 もちろんこの台詞もそうですけど…この台詞を、この雰囲気を崩さずに言えることが西沢さんの「強さ」だと思います。

 それはもちろん、本気で言えばまた気まずくなってしまう、ということでもあるのですが…。
 「振り向いてもらえない寂しさ」を自分の中に隠し持ったままで、「今はまだ」友達関係のままでもいいよ、と言う西沢さんの振る舞いが、「今はまだ」誰かと付き合うことができないハヤテにとってどれだけ助かるか。
 自分の思いを押し付けるのではなく、積極的にアピールしつつも、それがハヤテの負担にならないようにしているんですね。

 更に、「アーたんの影響でハヤテは女性と付き合わない」ことを西沢さんが知っている、ことをハヤテは知りません。
 ハヤテは、「自分が西沢さんが好きじゃないから付き合わない」わけではない、ということを西沢さんに説明していないんですよ。ハヤテ視点での西沢さんの強いこと強いこと。まさに「忍耐強い愛情」と言うほかありません。

 そして、感謝とか「西沢さんと思い出が作れて嬉しい」とかそういう気持ちを込めたハヤテの次の台詞に繋がるんですね。次の西沢さんのちょっと語尾が弱い台詞というのは、そういったハヤテの真意を汲み取った上で、今この瞬間に満足しているという、ちょっと微妙な心情が表れてるんじゃないかな?二人の「………」は、何かしら思いが伝わっていると読むべきでしょう。


 さて、場面は変わって、アーたんとマキナ。そしてアーたんの元にある「帝」印のたくさんの手紙。仮にアーたんの元に手紙が送られていたとしても1通で十分ですから、これらはおそらく他の「権利を持つ者」たちから奪い取ったもの。

 何があっても、どんな相手でも、絶対に石を渡さない、という意思を固めるハヤテ。その意思は、アーたんと会って揺らぐのか。いよいよゴールデンウィーク編、本番です。


 ここからいよいよアテネ編に入っていくことになるんでしょうけども…正直言って、ここでこれ以上出し惜しみすると、出し惜しんだものを出せる頃にはファンは離れている気がするんですね。
 密度はもちろん、この段階で出せる情報はきっちり出して、「話が進んだ」という実感を得られるようなアテネ編であって欲しいと思います。

「ハヤテのごとく!」西沢さんが普通に頼もしい件(226話感想)


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| ハヤテのごとく! | 23:12 | comments:1 | trackbacks:0 | EDIT

COMMENT

手紙については帝の手紙にも似てたり
区別がつきにくいのでなんとも言えませんが、
個人的にはアテネのところのたくさんの手紙は
これから送るためのものだと思います。
おそらく王玉を自分のところに持ってきた者には報酬を渡すとか書いて。
ソニアとアテネの関係性は限りなく低くなりましたが、
ソニアは王玉を手に入れたら遺産相続者に売るような事も考えていたので、
(まあ結果的に自分が遺産を横撮りしようと考え、歩の説得で諦めましたが)
アテネは遺産相続者以外の者に王玉を奪わせ、
自分のところに持っていかせようとしているのだと思います。

| 花月 | 2009/06/15 18:52 | URL | ≫ EDIT















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