「ハヤテのごとく!」過去編(7) - 訪れない未来
もしかしたら早売りが出てる頃かもしれませんが気にせず184話の感想です。おそらくここまでが17巻収録分になりますね。
◇ロイヤル・ガーデンに無いもの
ロイヤル・ガーデンでの生活は、アーたんを幸せにはしていない。
…恐るべし幼稚園児の観察眼。現在時制のハヤテに一番欠けているものですよね、この観察眼は。
「あなたは!! その親にヒドい目にあったのではないの!! だから!! ここにいるのではないの!? もうここ以外に行く所なんか…!!」
ハヤテが親によってヒドい目にあった事をアーたんが判断できる材料ってそんなに揃ってたかなあ。「だから!!ここにいるのではないの!?」の部分は、ロイヤル・ガーデンに入るための条件の話なのか、ハヤテの意思の話なのかちょっと判断に迷うところです。
◇10年前の外の世界
観察してみると、今まで現在時制で出てきたものの10年前の姿が見れて面白いです。
・たちばなビル
・銀杏商店街シルバーフェス
そして再び会ういいんちょとハヤテ。

シリアスな過去編ですが、こういうギャグはハヤテらしいですね。
そしていいんちょの「プレゼント」の話を受け、アーたんへのプレゼントを用意するため5歳児にして働くハヤテ。突っ込みどころ満載ですが、ギャグマンガでもあるのでこの辺はさらりと流して良いのかな。
◇ご令嬢いまだ行方不明
今週のキーポイント。

アーたんが元は外側の世界の住人である事が確定しましたね。
「いまだ行方不明」という形で新聞に載ると言う事は、行方不明が発覚してからせいぜい1ヶ月以内くらいでしょう。実際にロイヤル・ガーデンに入れられてから発覚までどれくらいかは分かりませんが。
少し話の順序が入れ替わりますが、アーたんの「しばらく帰ってこないと思っていたら」がどれくらいなのか気になるところです。今回はアーたんがあまり心配の素振りを見せていませんが、天球の鏡で見ていたのに見ていない振りをしているのか、それとも中でもそれほど時間は経っていないのか。
今回の過去編は、ロイヤル・ガーデンの謎が非常に多くを占める部分が大きいです。その全てが次回以降で解説されるとは思えないので、現在時制でもいずれロイヤル・ガーデンを訪れる機会が来るのかもしれませんね。
◇左手に愛を誓い
そんな訳で、ハヤテの「甲斐性」の証明がこの指輪。

「愛の証」としての指輪は大人用だった。
だから、アーたんもまた高そうな指輪を渡す。
「いつか、これを二人ではめられる大人に…一緒になりましょうね…」
アーたんは「ロイヤル・ガーデンで、二人で一緒に」の意味でこの言葉を言ったのでしょう。ハヤテはこれを「城の外の世界で、ハヤテの家族とも一緒に」の意味で受け取ったのか、浮かれて外の世界へ駆けていきます。
しかし、アーたんはこの城から外に出る事ができない。
おそらく精神的な制約ではなく、場所としての制約。
アーたんと交換したあの指輪も、ハヤテの両親が見たら金に変えられてしまうような気もしますが、それは確執後の事のようにも思います。今回の過去編では、ハヤテが「間違っていたのは僕だ」と思うような何かの間違いを犯すことになる。それはきっと次回起こるのでしょう。
「未来に期待しなければ、つらい思いはしない」と現在時制のハヤテは言っていました。そして今が未来に期待している状態といえるでしょう。
幸せな時間の終わりは、すぐそこまで迫ってきています。
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ま、まさか感想アップが月曜になってしまうとは…。
いやあ、ペルソナ4が面白くて、つい…。
□「ハヤテのごとく!」過去編(6) - 過去の接点
□「ハヤテのごとく!」過去編(5) - 帰るべき場所
□「ハヤテのごとく!」過去編(4) - 名前と居場所
□「ハヤテのごとく!」過去編(3) - 神さまの真似事
□「ハヤテのごとく!」過去編(2) - 交わされる契約
□「ハヤテのごとく!」過去編(1) - アーたんとの出会い
□「ハヤテのごとく!」アーたんについて整理してみる
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