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映画「デスノート the Last name」

SOUND of DEATH NOTE the Last name

という訳で、「デスノート the Last name」観てきました。
まあ実は最初の三連休に既に観てたんですけど、ネタバレ全開という事と単に書く暇がなかったという事でいつのまにかこんな時期に。

原作にはない、予測不能の結末を見逃すな!と謳われているように、今回のウリは「原作とは違う結末」だったわけですが。
言うだけのことはあります。
凄く面白かった。

そんな映画「デスノート」後編の感想です。
完全ネタバレなので、映画の後編を観ていない方はご注意ください。
◇予備知識

もちろん前編を観ていることは大前提ですが、やはりコミックスを読んでないとついていけない箇所は多かったですね。
13巻全部読んでおいたほうが良さそうでした。


◇詩織の葬式

後編は詩織の葬式からスタート。
結局、詩織が後編において物語に絡んでくる事はありませんでした。前編クライマックスを盛り上げるため、とか、月は目的のためなら親しい人をも殺す、という事を強調する目的だったのかもしれませんね。

まあ正直前編クライマックスは「こんな事デスノートのルール的に可能なの?」と思ってしまったので、あまり個人的には気持ちいい終わり方じゃなかったですけど…。


◇第二のキラ、ミサ

何故か模木が死んでるー!宇生田への救済措置だったんでしょうか、映画では宇生田が生き延びることに。
悲しき男の性かな、粧裕がパンチラしてないか探しちゃった(ノ∀`)
でも絶対同じ事した人いると思うんだ。

そしてミサ可愛いよミサ。
「彼女にしてください」のシーンとかは思わず固唾を呑んで見守っちゃいました。
そして「パンツ見えてるし」のシーンは何で削っちゃったのー!


◇ミサ拘束

Lのひょっとこのお面に館内爆笑。
これを見て、まさかこれが映画で出てきたりしないよね、なんて思ってたので、登場した時にいきなり吹いてしまったw
ポケットから取り出したアメは実はそのままジーンズに入ってたらしいですよ!ちょっと待て竜崎!(パンフレットより)

そしてミサ拘束。
前編からひたすら謎だった女性捜査員の役割とは、ミサの「トイレ行きたい」に対応するためだったのかもしれませんね!
あそこで男性捜査員がミサの所へ行ったら流石にアレですもんね、うん…。


◇第三のキラ、高田

原作のヨツバキラ編の代わりに挿入されたオリジナルエピソード。
レムがノートを渡したのは高田清美。映画では月と同級生という訳ではないのかな。

映画の上映時間内に収めるために軌道修正した割には、そこそこ綺麗にまとまってました。白バイ警官の名前が「白場維人」じゃなかったのは残念(凄くどうでもいい

そして、高田の逮捕以降が、この映画最大の見所です。
映画観てないのにこの記事を見てる人!ここまでなら引き返せますよ!





◇the Last name is Light.

総一郎が割とあっさりとノートの実験を許可し、本部にいるのはLと月だけに。そこにワタリがミサを連れてこさせ、その状況下でレムにLの名前を書かせる…ここまでは原作とそこまで差はありません。
そして、違うのはここから。
レムが自分のノートを月に使わせまいと、ノートを燃やした(?)のです。これが後々重要になってくる訳ですが…。

Lが死んだ後、早速総一郎の名前をノートに書き込む月。
しかし、そのノートは偽物。ミサのノートは事前にすりかえられていたのだ。ジェバンニがいないにも関わらず。

デスノートに書き込んだ通りに総一郎が行動しない事に驚いている月。
そして、そこに表れた意外な人物………

それが、Lだった。

一瞬何が起こったのかと思いましたよ。月の妄想かと。
しかし違った。Lは、本物のノートに自分の名を記していたのだ。
他ならぬ、自分自身の手で。

デスノートでは、一番初めに書かれたものだけが適用され、後から書かれたものは無効になる…そのルールを最大限に活用したんですね。
と口で言うのは簡単ですが、自分で自分の名を書くとは相当な覚悟がなければできません。

余談ですが、13巻でLの本名について知っていれば、名前の端が少し見えてるのでニヤリとできます。

その後、12巻におけるニア対月の対決と同じような展開になり、月は死亡。13巻を読んでいれば、月が死ぬ事は誰もが予想してたでしょうが、まさかこんな展開になるとは誰が予想できたでしょうか。
12巻における魅上のようなポジションにミサがいたり、Lがニアと同じ台詞を喋ったりと、原作を読んでいるとより楽しめます。


◇L is dead.

20日後。
ついに、Lが死ぬ日がやってきた。
Lは自分の命を犠牲にしてキラ事件を解決した。この20日間、Lはどのような思いで過ごしていたのだろうか。

「一人にしてくれませんか」のあたりから総一郎の敬礼に至るまで、このシーンでは本当涙が出そうでした。このシーンだけのためにもう一度映画が見たいと思うくらい。

総一郎が凄くカッコよかった。
そして、それ以上にLがカッコ良すぎた。

自分の名前を自分でノートに書き込んでキラを逮捕するなんて、簡単な覚悟じゃ出来ません。失敗したら、それは負けを意味する訳ですから。
自分があと23日後に死ぬ事を受け入れて、それでもキラに勝つために賭けに出た、世界一の探偵、L。

もし月がLが死亡したかどうか確認していたら?
もしレムがワタリの名前を書いてなかったら?

他にも、かなり綱渡りなギリギリの線を渡った上での成功です。そう考えると、Lの作戦は、かなりの博打だったんですね。そしてそれが成功した結果、月は敗北した。

原作と違うのは、月が負けたのは月自身の不注意が原因であるということ。
原作でもそうですが、月は勝利を確信した途端ツメが甘くなりますね。
それでも原作では魅上が失敗しなければ月は勝っていたのに対し、今回は、結果的には相打ちのような形とはいえ、Lの勝利です。
Lはこの結果を勝利とは思ってないかもしれませんが…。

総一郎が退室した、その直後。
Lの手からチョコが落ちる。
眠ったとしか思えないような、安らかな最期。

ここに、キラとLの戦いが、終わった。


◇総括

とにかく凄く面白かったです。
デスノートという物語らしさを出した終わり方としては本当に素晴らしかったと思う。
高田逮捕以降のシーンだけのためにもう一度観にいきたいくらいです。
DVDとか出たら買いますね、これは。

あと、エンディングテーマ「スノー」が余韻に浸れていい曲だった。
ステイディアム・アーケイディアムを借りてきて聞きまくってます。


さて、これで多分しばらくデスノートの記事もないと思いますが、映画第3弾の可能性が示唆されてたりもしますので、そちらに期待といったところでしょうか。
完全新作を希望しておきます(ぉ


考察・映画版デスノートは真の意味で完結したのか
◆DEATH NOTE◆映画「DEATH NOTE the Last name」の考察

| 週刊少年ジャンプ | 21:42 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

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