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壮大な前置き「涼宮ハルヒの溜息」

そういえば昨日は「エンドレスエイト」初日でしたね。
公式サイトも更新されてます。どうやら俺の夏休みは14336回目らしい。

涼宮ハルヒの溜息

◇収録

・プロローグ
・第一章
・第二章
・第三章
・第四章
・第五章
・エピローグ

◇アニメ該当話

なし
涼宮ハルヒシリーズは、一番面白いのが「消失」で、一番つまらないのが「溜息」だ、という話をよく聞きます。

それを踏まえて「溜息」を読んでみると確かにハルヒの傍若無人っぷりが度を過ぎていて、流石にこれはどうかなあとは思いましたが、それを加味してもつまらないとは思いませんでした。
ちょっとワンパターンでグダグダ感があるのは否めませんが…。


つまらないと思わなかったのは、色々と波紋を呼んだアニメ第1話「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」で疑問だった点が色々解消した事も理由の一つではあるでしょうが、キョンに怒られてしょんぼりするハルヒが素晴らしかった、というのが大きいです。

むしろ今作における度が過ぎたハルヒの行動は、キョンがハルヒを本気で怒るに足るだけの理由を積み上げるための、作者が提供した壮大な前置きだったのではないかとすら思うのです。
前置きという表現は微妙に適切ではない気もしますが、伏線とは違うしなあ。情報の伝達に齟齬が発生してるかもしれませんが、気にせず続けます。


今までキョンに何か言われたことは多々あれど、キョンが本気でハルヒに対して怒ったのは初めてなんですよね。それを受けて、その場では怒りつつもその後一人でしょんぼりするハルヒがもうたまりません。

少しやりすぎたかなと反省しつつ、どうすればキョンと仲直りできるか悩み、過去の出来事を思い出してポニーテールにしてみたはいいものの、喧嘩した他人と仲直りしたいと思ったことがなかったと思われるハルヒはキョンとどう接すればいいかわからず、キョンが入ってくると同時にポニーテールを解いてしまう。
このあたりのハルヒの心情を想像すると、もう悶えてきます。

そしてキョンの「絶対成功させよう」宣言の後、桜を満開にしてしまうハルヒとかを見てると、なんだか前半のハルヒの傍若無人っぷりも許せる気がしてきませんか?

ハルヒシリーズの他の作品と比べてしまうと若干見劣りするのは否めない今作ですが、決してつまらなくは無いと思いますよ。
そんな訳で、一度感情移入できてしまえばどんなエピソードでも面白く感じるというお話でした。

| その他ラノベ | 03:27 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

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