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「ハヤテのごとく!」アーたんかわいい!アーたんかわいい!

 劇場版「涼宮ハルヒの消失」を観てきましたが、やっぱり消失は面白いな!原作最高傑作と言われる消失を、素晴らしいクオリティで映画にしたら、面白いのも当然。もう1回観に行きたいなー。


 さて、「ハヤテのごとく!」261話の感想です。
 ミダスはあっさり消えましたね。「光の雨」という言葉に対してナギが何か思うところありそうなのは、やはりゆっきゅんとの思い出、あるいはゆっきゅんと見るはずだった星空を思い浮かべてのことか。

 結局今週では終わらなかった訳ですが、まあ割と終わらないような気はしてたので特に問題はなかった。


◇アーたんが可愛すぎて生きるのが辛い

 とりあえず今週は神回でしたね。
 サブタイトル「イチャイチャイチャイチャ」とか予想できねーよ!という。しかしこのサブタイトルの通りの展開に俺は久々に悶え転がってしまった…!

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 アーたんかわいい!アーたんかわいい!!
 アーたんが可愛すぎてやばい。

「けど、この家のどこにちょうどいいストールがあるかなんて、僕にはわかんないよ?」

 この辺りのやり取りに、久々に「ハヤテらしさ」を感じた。
 いやあしかしとにかくアーたんかわいい。相変わらずちっちゃいアーたんですが、女性としての色々な部分は大きくなっているのです!

「ハヤテ、あなた私の体のどこを見てそんなにビックリしましたの?」

 ハヤテが翻弄されている…でもアーたん可愛い。

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 アホ毛もかわいい!
 アホ毛でしっかり胸をアピール。アーたんのアホ毛は自由自在に動くのだ…!よほどこの胸に自信があったんでしょうね!

 とにかく今週のアーたんの可愛さには、「こんなにイチャイチャしてこれからどうするの?」とかそういうことを気にさせないレベルのパワーがあったと思うんだ!

 まあ日本に戻ってからのラブコメには危険信号なので、やっぱり何かしらの「一時退場」が必須というのは未だ変わらず。だからこそ、その前にたっぷりアーたんの可愛さを堪能しておけ、ということなのでしょう。


◇アテネの「免責問題」再浮上

 そんなイチャイチャも束の間、突然ハヤテが「変な奴に取り憑かれてた時の事って覚えているの?」と聞き、シリアスムードに。

「去年の末くらいから少しずつおかしくなってきて…特にギリシャに着いてからは…意識はありましたけど自分が何をやっていたのかはあまり…」

 去年の末に何があったのかといえば、真っ先に思いつくのはナギとハヤテの出会いですが、それをすぐに知ることが出来た訳ではありません(260話で「偶然あなたを見つけた」と語られたのは白皇編入後)。

 となると考えられるのは、ヒナギクの「アーたん」発言。248話で語られたように、これはミダスが具現化したきっかけの1つですし、234話でのヒナギクの話によれば、入学して間もない頃に出会い、半年以上経ってから「アーたん」発言をしたそうなので、11~12月と考えてもつじつまは合うでしょう。

 キング・ミダスについて説明するアーたん。

「あの者は強欲によって支配されているから、王族の庭城も王玉も、そして何より、奪われた王族の力を取り戻そうと私を利用していたの。」

 ここで再浮上する「アテネの免責問題」。うちでは245話248話の感想でちょろっと触れた程度のものですが、再度触れておきます。

 アテネは、何らかの目的を達成するために王玉が必要だった。そして、その目的が合致したためミダスと「合意」した、というのがここまでの話でした。だから「合意」したならそれも含めてアテネの責任だし、まあ大丈夫だろう、と思ってたんです、が。
 今週示されたのは、アテネはミダスに操られて『ほとんど意識がなかった』(意識があったのに何をしていたかわからない、ってそれほとんど意識ないよ!)ということ、それを本人が『ミダスに利用されていた』と解釈していること。

 これのどこが問題なのかというと、

1. 自分の目的のために周りを危険に巻き込んでおいて、それが「ミダスのせいだから仕方ない」となるようだと、道義的によろしくない。皆を巻き込んだ責任はアテネが背負う必要がある。
2. 周りを巻き込んでまで成し遂げたい目的があったはずなのに、その覚悟が薄っぺらくなる。ひいては、アテネというキャラが薄っぺらくなる。

 1は、皆が危険な目にあった原因の一端はアテネにもあるのだから、その責任はきっちり背負うべきだよね、ということ。2は、例えば「ハヤテを巻き込みたくない」「でも目的のためには王玉が必要だ」といったようなこれまでの葛藤も薄っぺらくなりますよね。
 ハヤテは巻き込みたくなかったのに、ミダスに操られたから仕方なかったの…というようではちょっと。

 これ以上は長くなるので省きますが、来週以降は、アテネについてこの辺りの問題も焦点になるかなと思います。


◇神さまに選ばれたような人

 王族の力について特に説明せずに、淡々と王族の力が持ち去られた話をするアテネ。

「なぜか城につながる入り口を正確に見つけ出し、数々の仕掛けがほどこされた城の仕組みに精通し、なんのワナにも誘惑にも引っかからず、そして光を失っていない王玉を持っていて、私やおじいさまがあれだけ苦労した王族の力を、私たちに気づかせもせずあっさりと持っていった―――」

 そんな危険な場所だったんかい!!
 この辺り、ちょっと雑な感じ。話の流れを重視しすぎて、読者と作中キャラとの情報量の差を考慮していないというか。アテネがハヤテにわかるように話す気がない、というならそれでもいいけど。
 でもまあ、そんなことはおいといて。

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 「まるで―― 神さまに選ばれたような人――」

 王族の力を奪ったのは、まさかのゆっきゅんこと三千院紫子…!

 衝撃的な事実。「やられた!」と思いましたね。そして空白にすっぽりとはまるかのような「腑に落ちた」感。何故この可能性を考えなかったんだろう…!
 これまでの「神さまに愛されている」といったようなキーワードをはじめ、ロイヤルガーデンの「神」と「王」、あの雨の日の意味深なゆっきゅんとハヤテ兄の描写など、この答えに行き着くだけの材料はあったはずなのに…!

 帝の目的。タイムスリップ。マヤという存在。ゆっきゅんは何故死んだのか。それとも実はまだ生きているのか?ミダスの腕を切り落としたのはハヤテ兄なのか?
 色々新しく考え直さないとなあ。面白くなってきました。

 そして始まる10年前の、あの後の話。
 まだ終わらないゴールデンウィーク。けれど語られるアテネのバックグラウンドが興味深い!どこまでアテネが話すかは分かりませんけど、コンパクトに2話程度でまとめてくれればな、と思います。


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| ハヤテのごとく! | 23:59 | comments:3 | trackbacks:0 | EDIT

「ハヤテのごとく!」これがアーたん編グッドエンドか…

 土曜更新を「今週は更新早いなあ」と思うようになったら要注意だ!
 ゲーム充すぎる上、漫画やラノベの感想をTwitterにポストして満足してしまい更新が途絶えがちになっていたこの頃ですが、そろそろブログの更新を以下略!


 そんな訳で今週の「ハヤテのごとく!」260話感想です。
 ようやく「クライマックス」と呼べる展開がやってきた今週のお話。

 10年間、ずっとあの別れを悔やんできたアーたん。
 大好きだったハヤテとの最悪の別れ。あの別れがずっと尾を引いて、10年の時を経てハヤテを見つけても、その幸せを奪ってしまう気がして、声をかけられなかった。
 ハヤテが幸せならそれでいいと自分を納得させようとしても、それでもやっぱり名前を呼んでもらいたくて。


 今週のアーたんは、繰り返しハヤテに「会いたい」と言っています。ついさっきまで剣戟を交わしていたにもかかわらず。

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 これはこの極限状況の中、アテネが思い浮かべたハヤテ。
 一方、239話(22巻11話)で、ハヤテがアテネを好きだと自覚した時に思い浮かべたアテネ。

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 この2つのコマの二人は、どちらも10年前の姿です。
 二人が好きな二人は、10年前から更新されていない。相手を過去の輝かしい思い出の中にしか見ていない。二人はまだ、真の意味で再会していなかったんですね。

 王玉に関係する複雑な事情と、ミダスとの「合意」のせいで、本当の自分のままハヤテに会うことが叶っていなかったアーたん。しかし10年の時を経て、ようやく「再会」したのが今週の話。10年前とは何もかも違うけれど、それでもここから、また新たな思い出を積み重ねていけるのだと。


 10年前のあの日とは逆に、言うなれば「剣の畑」の中で動けないアーたんに左手を差し出すハヤテ。アテネが名前を呼んだから、ハヤテが駆けつけた…そんな形。「ハヤテ…ハヤテ…ハヤテ―――!」ナギの専売特許だと思っていたのに…!()

 ミダスの剣から解放され、ハヤテとアーたんは互いを強く抱きしめる。
 この剣は、ミダスとか王玉を巡る事情といった、アテネを縛っていた「鎖」のようなもののメタファーと考えれば、確かにこの瞬間、アテネは何にも縛られずに本当の自分を出せているのでしょう。

 そう、今週はまさにアーたんエンド…!アテネ派大勝利!

 一方、そんな二人を背に立ち去ろうとするヒーロー。「白桜」を操り皆を助けた正義の味方。仮面の下の涙は見せません。ヒナギク…。・゚・(ノД`)・゚・。 日本に帰ってからどうするんだろう…。


 さて。
 ハヤテの操る「木刀・正宗」には、伊澄から受け取った「神のピコピコハンマー」の力が加わっているため、アテネをミダスと分離させて助け出せたわけですが、ピコピコハンマーの能力はあくまで「分離させる」ことであって、ミダスが消えたのかどうかはまだわからないんですね。伊澄普通に帰ってるけど。

 抱き合う二人にミダスの攻撃が迫り、アテネがハヤテをかばう…みたいな構図が見えるのは、先週~今週の某作品が衝撃的だったからだろうか。アテネは「強すぎる」ので、何らかの形での一時退場は必須なんですが、こういう展開だとGW編全体を暗いムードで締めることになるので微妙か…。


 これからハヤテがやらねばならないことは、まず「2つ目の言葉」を伝えること。2つ目の言葉は結局何なんだろう…。1つ目が感謝の言葉だったわけで、2つ目が謝罪の言葉だとすると、それでGW編を締めるというのはどうもなあ。別れの言葉としての「忘れない(よ|で)」じゃないかという電波を受信したけど、電波レベルを抜け出せない…。

 そして自分の主がナギであることを表明すること。これが一つのけじめというか、甲斐性というか。自分はナギの執事としてこれからもナギの側にいるから、アテネの元には残れないと言うことで、ハヤテは「身を引く」ことになる。
 あとは、「心の中ではアーたんが」と思わせないようにできるか、という問題。「ハヤテが」ナギを選ぶ展開でなかった以上、日本に帰ってからどうするのかあまり想像できなかったり。

 アテネは今後どうするのかなあ。現実的なラインではアテネに残る展開でしょうか。王玉がらみの事情や、あるいは責任といったものからはまだ真には解放されていませんし、ハヤテがアテネに残れないからといって、すぐにハヤテを追って日本に行くわけにもいかないでしょう。

 きっちりとハヤテが身を引けるのならば、いずれハヤテを追って日本に来るのもアリかもしれませんが…このパワーバランスを、どう修正してくるのか。

 次回までが単行本24巻収録分になるはず。本当に終わるのか…!?


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| ハヤテのごとく! | 22:53 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

「ハヤテのごとく!」剣を降らせる黄金の英霊

 ハヤテ259話、またも簡易更新です…。すみません。ぐぬぬ。
 だってQMADS2のオンライン対戦が楽しかったんだもん…!

・ハヤテはヒナギクの正体に気づいてないのかな。声出してるのに…。

・この剣降らせっぷりは実にタイムリーなので、王の財宝とか無限の剣製とかいうワードがあちこちの感想で見られたんだろうな…。自分もその例に漏れず。

・案外ゴールデンウィーク編というのは「ヒナギクが高いところを無理矢理克服する話」なんじゃなかろうか。そう思うくらいヒナギクが高いところを強制される話だ…。

・そもそも高いところが嫌いな理由って語られてたっけ?このあたりを入り口にヒナギクの過去編に入るのもアリかなと。

・ナギの「ラストに派手な演出が」から「王様の耳はロバの耳」につなげるのはちょっと強引というか唐突な印象が。

・一応旅行中に西沢さんが歴史に興味を持ったということは描かれていますし、ミダス王の名前も触れたものを黄金に変える話も238話(22巻10話)で出ていますが…それにしてもこの流れは唐突。

・ヒナギクの「もう空なんて飛ばないんだから」は今後の展開への伏線に違いない!とか思ってたら、すぐに飛行機で空を飛ぶんだった。

・英霊の真名…。伊澄さん、「神様になりそこねた~」とかあれだけ思わせぶりなことを言っておいて、この英霊の真名を知らなかったんですか…。

・そんなもの、剣を降らせ、さらに黄金と来たらその真名はギルガメッシュしか…「ミダス王でしょ?」あ、そうなんですか。

・GW編に対する違和感を説明する言葉として「CLANNADだと思ってたらFateだった」というのを思いついた。下田編のゆっきゅんくらいなら何の問題もなかったのに、いつの間にかバオウザケルガやらゲートオブバビロンが飛び出す世界になっていたという。

・何だかんだで締めには期待してるんだからねっ!

| ハヤテのごとく! | 18:27 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

2009年下半期ライトノベルサイト杯に参加してみる

 2009年下半期ライトノベルサイト杯に参加しますー。


◇新規部門

・僕は友達が少ない(1)(2)

僕は友達が少ない (MF文庫J)

 久々に吹き出してしまった系ライトノベル。面白いから1巻だけでも読んでみるといいと思うんだ。


・紫色のクオリア

紫色のクオリア (電撃文庫)

 あちこちでオススメされているけどやっぱり面白いからオススメせざるを得ない一冊。ラノベテイストなだけでこんなにも読みやすくなるとは。


【09下期ラノベ投票/新規/9784840128797】
【09下期ラノベ投票/新規/9784048679046】


◇既存部門

・さよならピアノソナタ encore pieces

さよならピアノソナタ―encore pieces (電撃文庫)

 思い入れが深すぎてレビュー書けなかったんですけどもう大好き。本編4冊プラス短編集のこの1冊、合わせて5冊まとめ買いオススメです。


・神様のメモ帳(4)

神様のメモ帳〈4〉 (電撃文庫)

 こちらも杉井光さんのニート探偵ラノベ。ナルミのことを意識したアリスが可愛すぎて仕方ないんですがどうすればいいですか。

ナルミの啖呵に震えた「神様のメモ帳」4巻


・ロウきゅーぶ!(3)

ロウきゅーぶ!〈3〉 (電撃文庫)

 今の電撃で一番楽しみなシリーズ。最近はロリ分をちゃんとコントロールしてきている感じがして末恐ろしい一作です。


【09下期ラノベ投票/既存/9784048680783】
【09下期ラノベ投票/既存/9784048679107】
【09下期ラノベ投票/既存/9784048680769】


 昨年のランキングともろ被りである!
 例によって人気作品ばかりの投票になってしまった感はありますが、言い換えれば「やっぱり人気作品は面白い」ということでもあるんじゃないかなと思います。色々新規開拓もしてるんですが、やっぱり話題の作品は外れが少ないです。

 今年はもうちょっとラノベ感想を書こうと思いました。いや、ラノベ感想に限らず、もう少し…更新を…。


2009年を振り返る ~ライトノベル編~
2009年上半期ライトノベルサイト杯に参加してみる

| ラノベ | 22:02 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

「ハヤテのごとく!」正体不明のスーパーヒーロー、シルバーレッド参上!

 4日~5日遅れがデフォになってきている…!どこかでこの流れを断ち切らなければ!(何を今更


 さて、今週のハヤテのごとく!258話。
 今週のイベントは「ヒナギクがアテネ宅へ向かう」というものでした。何故か西沢さんがいないのが気になりますが、アテネを助けることに失敗しかけているハヤテ達を、ヒナギクが助けに行った、という形。

「私が天王州さんたちを…!!助けに…!!」
「だから二人の居場所を…詳しく!!」


 ハヤテとアテネを助けに行く、という文脈ですね。伊澄…。

 そしてマキナの中から出てきた「白桜」。かつてロイヤルガーデンにあったあの剣は、何とマキナの中にあったようです。これが伊澄のバオウ・ザケルガが効かなかった理由か…。
 白桜に導かれてアテネ宅へ吹っ飛んでいくヒナギク。強引だな!でもまだヒナギクが告白する可能性があるとわかって俺的にはOKだ!

 その頃ハヤテも大ピンチ。ミダスが言う「あの時お前に斬り落とされた腕の恨み」というのは、22巻中扉の出来事を指すのでしょうね。

 しかしハヤテに対して「あの時お前に」と言っていることが気になります。つまりハヤテに似た人物に斬り落とされた可能性が高い。
 やっぱりハヤテ兄か姫神ということになるのかな。ハヤテ兄がハヤテに似ているのは自然な話で、過去編ラストで登場していることも気になりますし。姫神も、単行本で削除された後姿はハヤテに似ているものでした。

 大穴で「ナギの父親」というパターンをそこに含めても良いですが、描き分けとかそういう話になる可能性のほうが高そうだ…。


 そしてアーたんは自分ごとミダスを消し去ろうとします。

「いつもいつも………あなたを傷つけるばかりでゴメンね…」

 ああ、と。
 アテネ可愛すぎる…という感想と同時に、色々と「腑に落ちた」ワンシーン。ギャルゲでは確実に一枚絵が使われるシーンですね。今週後半の展開はどこまでも「ギャルゲ的」だなあという印象。

 そしてそこに、「白桜」に連れられたヒナギクが登場します。…シルバーレッドの衣装を着た。
 伊澄は木刀・正宗によってその正体に気づいているようですが、ハヤテはどうなのか。声で判るかな。銀杏商店街でのクイズ大会の時は、必死で声を出さないようにしていましたしね。

 さて、ヒナギクがアテネ宅に現れたことは何を意味するか。
 まずは、ヒナギクがハヤテに告白する可能性がまた出てきたということ。想いを伝える事が大事なので、もちろん「シルバーレッド」としてではなく、ヒナギクとしてですが。でもバレバレならそれはそれでいいのかな。マスク・ザ・マネーの時みたいに。アテネのために自分を犠牲にしようとするハヤテに対して、「あなたは私の好きな人なんだから!」みたいな展開が個人的には好き。

 そしては、ハヤテがアテネのことを「アーたん」と呼ぶのを、ヒナギクが聞くことになるであろう、ということ。つまり、ヒナギクがアテネ→ハヤテのベクトルに気づくということ。こうなるとアテネはラブコメ的な意味で強すぎて、ヒナハムの入る余地がなくなってしまうこともあり、アテネ編終了にあたっては一時的な退場(もしくは弱体化)が必要になってきます。

 ハヤテ側の想いに関しては、とりあえず「二つの言葉」を伝えることによって一区切りさせることが出来るでしょう。気持ちの整理というか。その上でナギとの約束が効いてくるのかな。自分の主はナギであると表明し、アテネは好きだけれど、今はナギが大事だと伝える。ここに何かしらの「決断」要素を入れてくれると良いんだけど。

 感想がまとまってませんがこの辺で!24巻でGW編が終わるとすると、24巻はこれまで通りなら261話まで収録になるはずなのであと3話。いよいよ、今度こそ、クライマックスです!

| ハヤテのごとく! | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

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