「ハヤテのごとく!」ワタル母・美琴の眼力と『橘の男』
2008年最後の「ハヤテのごとく!」。
前置きもなしに、いきなり今週の3行まとめ。
・サキさんが可愛い
・一条君とワタル母登場
・ギャンブル対決の予感
今週のトピックはやはり一条君とワタル母でしょう。
ワタルの母・美琴と、橘家執事・一条の登場です。
何だか妹が2万人くらいいそうなワタルの母親ですが、バックステージによると16歳の時にワタルを産んだとの事。現在ワタル母は30歳。若いなあ…。
一方何だか家に複雑な事情を抱えてそうな執事・一条君ですが、『女ヒョウとアホウドリ』のたとえで「アホウドリは美琴さまの担当で」と言っていますから、一条君は女ヒョウ。バックステージによると『女装の似合う執事という特性は元々一条君のものだった』らしく、元祖ハーマイオニー(ただし女ヒョウ)ということでしょうか。ハヤテはM、こっちはSですね、わかります。
ワタルの父の名前も今週は明かされまして、陽一というそうです。何だか宇宙を目指してそうなワタルの父親ですが、美琴との離婚も近そうだとか。サキさんのお婆さんがメイドとして付いているそうですが、サキさんの祖母ということはつまり貴嶋レイですね。
ワタル母曰く、「橘の男は商才がない」。ここはちょっと気になったので、詳しく触れてみます。3巻巻末のおまけ漫画を思い出してください。

ワタルは『円京の娘が若くして産んだ息子』。
つまり、円京と血が繋がっているのは美琴の方なんですね。
ちなみに橘円京は今は亡きワタルの祖父で、当時の橘グループの総帥です。彼が貴嶋レイを助けたことが、サキさんとワタルの出会いのきっかけだったんですね。
美琴の名字は橘で良いはずです。一条君は橘の家の執事ですから。しかし円京と血が繋がっているのは美琴ですから、陽一の方が婿養子として橘の家にもらわれたことになります。
陽一は結婚前は別の名字だったはずなので、ここで言う「橘の男」の対象になるのは円京とワタルで、陽一は含まれないはずなのですが…ここでは「ワタルと同じで」と言っているので、陽一も橘の姓を得た時点で「橘の男」に含める、ということなのかな。
しかし、結局「橘の男」に橘グループ(元)総帥・円京が含まれることは変わらず、円京を含めて「橘の男は商才がない」と言わしめるワタル母はかなりのやり手なのでしょう。ニンテンドーDSを当てた任天堂株が以下略(作中現在は2005年です)。Wiiとか既に出てますけど、そのあたりは漫画ですから。
橘グループについてもう少し突っ込んで書きたい気もするんですが、長くなるのでまたの機会に。橘家も結構ややこしいことになってるんですねえ。現在はレイが陽一のメイドとして付いているそうですが…。
再び話を本編に戻します。
忘れかけている設定ですが、ワタルはそもそもナギの許婚でした。それは今は亡き祖父(円京)の遺言だそうですが、ともあれワタルはナギとの婚約を破棄するため、三千院家以上の資産を築こうとしているのでした。
ワタルは一応伊澄が好きなので、婚約破棄のためにも資産が必要です。美琴の眼力があれば資産を稼ぐことは可能でしょう。しかし、アメリカで暮らすということは、サキさんとの生活の終了を意味します。
資産をすぐには得られずとも、コツコツ働いていつか成功することを信じて、ワタルはサキさんと共にビデオ店で働くことを選ぶでしょう。ならば、ギャンブルで勝つしかない…そういう流れですね。
余談ですが、眼力と聞くと思い出すのが三千院帝。帝も「ワシの眼力は本物」と口癖のように言っていました。ナギとワタルの婚約以前の三千院家と橘家の関係とは一体どのようなものだったのか…とちょっぴり謎を増やしつつ、また来年。
今年のハヤテはやはり過去編が大きな節目でした。ブロガー内でも賛否両論で、色々と論争も起こったりしている訳ですが、物語としては間違いなく一歩前進したのではないかと思います。
来年のハヤテに望むことは、以前にも書きましたが「密度」を上げてほしいなと。畑先生は描きたい要素はあまり切り捨てず、詰め込むタイプです。それならば、1週あたりの密度を上げて欲しい。2週に分けて1週あたりの内容が薄いよりは、毎週盛りだくさんのほうが好きなので。
というわけで、今年のハヤテ記事は終了です。来年もまたハヤテ感想でお会いしましょう。1年間ありがとうございました。27日からは毎年恒例の1年を振り返る記事を投下していきますので、そちらもよろしくお願いします。
前置きもなしに、いきなり今週の3行まとめ。
・サキさんが可愛い
・一条君とワタル母登場
・ギャンブル対決の予感
今週のトピックはやはり一条君とワタル母でしょう。
ワタルの母・美琴と、橘家執事・一条の登場です。
何だか妹が2万人くらいいそうなワタルの母親ですが、バックステージによると16歳の時にワタルを産んだとの事。現在ワタル母は30歳。若いなあ…。
一方何だか家に複雑な事情を抱えてそうな執事・一条君ですが、『女ヒョウとアホウドリ』のたとえで「アホウドリは美琴さまの担当で」と言っていますから、一条君は女ヒョウ。バックステージによると『女装の似合う執事という特性は元々一条君のものだった』らしく、元祖ハーマイオニー(ただし女ヒョウ)ということでしょうか。ハヤテはM、こっちはSですね、わかります。
ワタルの父の名前も今週は明かされまして、陽一というそうです。何だか宇宙を目指してそうなワタルの父親ですが、美琴との離婚も近そうだとか。サキさんのお婆さんがメイドとして付いているそうですが、サキさんの祖母ということはつまり貴嶋レイですね。
ワタル母曰く、「橘の男は商才がない」。ここはちょっと気になったので、詳しく触れてみます。3巻巻末のおまけ漫画を思い出してください。

ワタルは『円京の娘が若くして産んだ息子』。
つまり、円京と血が繋がっているのは美琴の方なんですね。
ちなみに橘円京は今は亡きワタルの祖父で、当時の橘グループの総帥です。彼が貴嶋レイを助けたことが、サキさんとワタルの出会いのきっかけだったんですね。
美琴の名字は橘で良いはずです。一条君は橘の家の執事ですから。しかし円京と血が繋がっているのは美琴ですから、陽一の方が婿養子として橘の家にもらわれたことになります。
陽一は結婚前は別の名字だったはずなので、ここで言う「橘の男」の対象になるのは円京とワタルで、陽一は含まれないはずなのですが…ここでは「ワタルと同じで」と言っているので、陽一も橘の姓を得た時点で「橘の男」に含める、ということなのかな。
しかし、結局「橘の男」に橘グループ(元)総帥・円京が含まれることは変わらず、円京を含めて「橘の男は商才がない」と言わしめるワタル母はかなりのやり手なのでしょう。ニンテンドーDSを当てた任天堂株が以下略(作中現在は2005年です)。Wiiとか既に出てますけど、そのあたりは漫画ですから。
橘グループについてもう少し突っ込んで書きたい気もするんですが、長くなるのでまたの機会に。橘家も結構ややこしいことになってるんですねえ。現在はレイが陽一のメイドとして付いているそうですが…。
再び話を本編に戻します。
忘れかけている設定ですが、ワタルはそもそもナギの許婚でした。それは今は亡き祖父(円京)の遺言だそうですが、ともあれワタルはナギとの婚約を破棄するため、三千院家以上の資産を築こうとしているのでした。
ワタルは一応伊澄が好きなので、婚約破棄のためにも資産が必要です。美琴の眼力があれば資産を稼ぐことは可能でしょう。しかし、アメリカで暮らすということは、サキさんとの生活の終了を意味します。
資産をすぐには得られずとも、コツコツ働いていつか成功することを信じて、ワタルはサキさんと共にビデオ店で働くことを選ぶでしょう。ならば、ギャンブルで勝つしかない…そういう流れですね。
余談ですが、眼力と聞くと思い出すのが三千院帝。帝も「ワシの眼力は本物」と口癖のように言っていました。ナギとワタルの婚約以前の三千院家と橘家の関係とは一体どのようなものだったのか…とちょっぴり謎を増やしつつ、また来年。
今年のハヤテはやはり過去編が大きな節目でした。ブロガー内でも賛否両論で、色々と論争も起こったりしている訳ですが、物語としては間違いなく一歩前進したのではないかと思います。
来年のハヤテに望むことは、以前にも書きましたが「密度」を上げてほしいなと。畑先生は描きたい要素はあまり切り捨てず、詰め込むタイプです。それならば、1週あたりの密度を上げて欲しい。2週に分けて1週あたりの内容が薄いよりは、毎週盛りだくさんのほうが好きなので。
というわけで、今年のハヤテ記事は終了です。来年もまたハヤテ感想でお会いしましょう。1年間ありがとうございました。27日からは毎年恒例の1年を振り返る記事を投下していきますので、そちらもよろしくお願いします。
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