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TVA「ハヤテのごとく!」1期を振り返っての総括

1年間続いてきたアニメ「ハヤテのごとく!」も、3月末に終了しました。第2期の製作も発表されましたが、とりあえず一段落ということで、この機会にアニハヤ第1期を振り返りつつ、自分が思ったことなどを書いてみます。1ヶ月ほど遅い気がしますが、たぶん気のせいです。

※原作ファンとしての立場で書いていますが、原作ファンが皆そう思っているという訳ではないのでご注意ください。一応。


◇自分のアニメへの全体評価。

自分のこのアニメへの評価は、何とも煮え切らない感じでして。
豪華な声優陣に安定した作画、そしてアニメという新鮮さ。しかし徐々に浮き彫りになっていく原作との差異、カオスな話。原作を読み込んで細かな伏線について考えてきた身としては、やはり気になる点は多かったです。

原作とアニメは別のもの、と割り切ることが出来たか。アニメを楽しめた人とそうでなかった人の境界線はここにあったのではないかと。割り切らないと辛い話も正直ありましたが、割り切ってしまえば案外楽しめるものです。


◇やっぱり不満はあるわけで。

やっぱり、話の内容を見れば「原作ファン」としての不満はあるわけで。原作を意識して縮こまってしまうよりはこうやって挑戦してくれた方がずっといいけど、やはり原作ファンとして納得のいかない展開があるのは事実。

という訳で、2期ではどこを直して欲しいかという意味もこめて、アニメ1期の良くなかったところをいくつか挙げさせてもらいます。


・カオス

アニハヤで一番批判されているのがこれでしょう。アニメオリジナルのカオス話は、「何がしたいのか分からない」まま終わってしまった話がほとんどだったという印象。
多少カオスでも、ある程度ストーリーとして成立していればいいとは思うのですが、そこに安易なパロディ・お色気シーン連発が加わると安っぽくなるというか。

特に、アニハヤ通して最もカオスかつ一番つまらなかった回はナベシンが出張った話でした。「ハヤテのごとく!」という作品と全く関係のない、パロディでもないキャラが登場して引っ掻き回しても何も面白くない。こういう話にゴーサインを出すのもどうかと思うのです。


・時系列一致

時系列一致って何のこっちゃという話ですが、現実世界とアニメ内世界の時系列(大まかには季節)を一致させている、という話です。これは失敗だったと考えてます。だって季節が同じで良かったなーと思える話ないもん。夏とか秋とか描けないとしても、やっぱり少しずつ時間を進めていくべきだったかと。

原作が時間や日付を意識しているのに、それを意識せずに描いたら多くの制約がついてしまうだけ。日付固定のイベントを描くタイミングが固定されてしまうから。例えばバレンタインがないとヒナハム関連の話は動き出さない。2期をやるならまずはこの辺りから始めるべきですね。


◇どうせなら、いい意味で原作を「壊して」欲しい。

メディアミックス全体に言えることですが、媒体が漫画以外に移るならば、その媒体ならではの演出をして欲しいと思うのです。漫画では出来ない、アニメならではの演出。声、歌、映像、そういったものをふんだんに活用して欲しい。そしてアニメならではのベクトルではっちゃけて欲しい。

朝10時という時間帯の制約もあったでしょうが、「ハヤテのごとく!」のアニメなんだから、いい意味で「壊して」欲しかったなと。「壊す」っていうのは、「カオスにしろ」という意味じゃないですよ。作品内の遊び心をこれでもかというくらいに強調して欲しいという意味。
原作では紙面の都合上1~2コマで流してしまうような遊び心を、徹底的に強調して遊ぶ、そういう「壊す」。その結果カオスになっても、最初からカオスにするのとはまた違うと思うし。

余談ですが、自分は上のような考えなので、44話(マジデスアニメ化の回)は割と好きだったりします。この話はまさに「原作の遊び心を強調」し、「アニメならでは」のベクトルでの悪乗りだったと思うので。個人的にはもっとはっちゃけて欲しかったくらい。本来のOPテーマの代わりに、もっと気合入れたマジデスOP流すとか。


◇何だかんだで、2期には期待している。

1期の総括と2期への期待や要望をまとめておきます。

【1期の総括】

作画も声優陣も素晴らしかった。
・OPやEDもハヤテらしい曲でよかったと思う。
・ストーリー、構成はもう少し原作の話の繋がりを意識してほしかった。
・原作を壊すことを恐れないというか、挑戦的だったのは凄く良かった。
・カオスなことが駄目とは言わないが、カオス話はつまらなかった。
・無理矢理お色気要素を入れるくらいなら、無い方がいい。
・現実の季節をアニメに取り入れる必要は薄かった。
ナベシン帰れ。

【2期への期待・要望】

・オリジナル話は欲しいけどオリジナルキャラはいらない。
・カオスにするより、遊び心を強調したベクトルではっちゃけてほしい。
・キャラソン12枚も作るくらいなら挿入歌やネタ曲を作って有効活用。
・ストーリーの取捨選択や放映順はもう少し慎重に。
深夜アニメで。


◇結局、このアニメ化は成功だったのか?

繰り返しになりますが、あくまで一個人の感想です。
共感できた方もいれば、いやいやそれは違うよ、と思った方もいると思います。このブログの管理人はそう感じたんだなー、程度に思って頂ければ。

時期尚早だったんじゃないかという思いもありますし、原作を追い続けている原作ファンとして気になるとことが非常に多かったのは事実です。
とはいえ、新規ファン層の開拓とか、ハヤテ界隈全体の活発化には成功したし、何よりキャラたちに色と声がついて動き回る事にワクワクした。自分が好きな漫画がアニメとなることにもちろん複雑な気持ちもあったけれど、でもやっぱり嬉しかったわけで。


話だけを見るなら、「可もなく不可もなく」。不満も多いけれど、面白かった話もあったし、全体としてはまあまあだったかなと。100点満点なら60点といったところ。
総合的に評価すれば、「このアニメ化は成功だった」。2期をやれる数字は出てるみたいですし、自分自身、アニメ化の影響で得られた恩恵も色々あるので。界隈全体が活性化したのは凄く良い事だと思いますし。

肯定的とも否定的とも取れる、何とも煮え切らない評価ではありますが、良いところも悪いところもどちらもたくさんあったアニメだったので、1期に対する評価は最終的にこんなところに落ち着いた感じです。


最後に一つだけ。
アニメ版ハヤテを批判するという行為の裏には、もっと良くなって欲しいという気持ちがあります。
「好き」の反対は「無関心」とよく言いますが、まさにその通り。何だかんだでアニメを追ってきたファンは、アニメに凄く期待していて、だからこそ厳しい意見も出た。「批判するくらいなら見るな」という意見もありますが、これについてはご理解頂きたいと思います。

「ハヤテのごとく!」アニメ第2期に期待を込めて、この記事は終わりにしたいと思います。また一緒にワクワクしながら待ちましょう。更に良い方向にパワーアップしたアニハヤを見る事が出来ると信じて。

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だいぶ遅くなりましたが、ようやくまとめることが出来ました。
下書きは4月はじめに出来ていたはずなのに、おかしいなあ…。

TVA「ハヤテのごとく!」第1クール総括
TVA「ハヤテのごとく!」第2クール総括


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| ハヤテのごとく!! | 14:53 | comments:16 | trackbacks:0 | EDIT

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