| PAGE-SELECT | NEXT

アニメ化も頷ける抜群の面白さ「化物語(下)」

化物語(下) (講談社BOX)

「化物語」を上巻に引き続き下巻も読了!
最近はこのシリーズの最新作「偽物語」が発売されたという事で話題になってますが、アニメ化といい、読み始めるにはちょうどいいタイミングだったのかも。


本編ですが、上巻同様今回もテンポの良い会話シーンが面白すぎます。
上巻はストーリーそっちのけでひたすら会話している印象が強かったですが、下巻は若干ながらストーリーの方もまとめています。とはいえ、やはり会話メインの本である事は間違いないのですが。

今回は何故かメインヒロインであるはずの戦場ヶ原さんの出番が割と少なかったりしましたが、その分その少ない出番は破壊力抜群。
しかしその戦場ヶ原や隠れ巨乳でありこの巻のメインであろう羽川よりも、この巻のMVPには八九寺真宵を推したい。まさか「学士号」をそんな形で会話に混ぜてくるなんて思わなかったよ!盛大に吹いたよ!


実は西尾維新は「化物語」以前にも何冊か読んでいるんですが、「化物語」が一番面白かったですね。西尾維新入門として最適、という世間の評判にも納得です。
とりあえず同じシリーズとして、阿良々木の吸血鬼話が収録されているらしい「傷物語」と、阿良々木の妹であるファイアーシスターズが活躍するらしい「偽物語(上)」も買ってこようと思います。早く読みたいなー。

余談1。
「火」の字を名前に持つ妹と聞くと、同じ講談社BOXの某D.D.Dを想像してしまう件。確かアレもまだ続くと思ってましたが、さっぱり3巻出ませんね。「魔法使いの夜」に集中してるのかしら。
余談2。
TVA「化物語」公式サイトがオープンしている訳ですが、あの…センジョーガハラサマ?いや、可愛いんだけど、あまりにも絵柄が違いすぎて。


(関連)
テンポの良い会話シーンが面白い「化物語(上)」


化物語(下) (講談社BOX)
化物語(下) (講談社BOX)
posted with amazlet at 08.09.06
西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 2076

| ラノベ・小説レビュー | 22:03 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

テンポの良い会話シーンが面白い「化物語(上)」

化物語(上) (講談社BOX)

西尾維新は色々と敬遠気味だったのですが、そんな中「西尾維新作品の入り口」として各所でプッシュされている「化物語」を読んでみました。アニメ化も決定しているようですし、各所でお勧めされていたので。


本編ですが、各所でプッシュされてるだけあって面白かったです。会話メインで進んでいきますが、その会話シーンが非常に面白いんですね。テンポが良く、切り返しや突っ込みも上手い。全ヒロインがボケ担当と言っても過言ではないので、どのキャラとの掛け合いも笑ってしまうこと請け合い。

しかしその一方で、メインストーリーとしての「怪異」関係の話となると、やや見所に欠ける面はあるかもしれません。そういう意味で、少し物足りなさはあるかも。とはいえ、キャラ同士の掛け合いの面白さだけでも十分読む価値がある一冊だと思いますが。

上巻では主に3人のヒロインが出てきますが、ツンデレというかツンドラというか、むしろ素直クールな気もする戦場ヶ原さんが素晴らしいですね。真宵は何というか、「CLANNAD」の風子みたいなノリだなあと思いました。


そんな訳で、値段は高いながらも分量も多いですし、何より会話シーンが面白いので自信を持ってお勧めできる作品です。

そして感想の締めとしてはやはりこの言葉を使わない訳にはいくまい。

「戦場ヶ原、蕩れ」と。


化物語(上) (講談社BOX)
化物語(上) (講談社BOX)
posted with amazlet at 08.08.29
西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 3354

| ラノベ・小説レビュー | 22:58 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

田中ロミオの学園ラブコメ「AURA」は色々と流石でした

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

田中ロミオが学園ラブコメに挑戦したという「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」。タイトルからしてアレな感じですが、実際読んでみると「人類は衰退しました」よりよっぽど田中ロミオらしい話だった気がします。


学園ラブコメというからどんな話なのかと思えば、実際の学校のクラスという場所の生々しさを描いてる話でした。クラスという閉じた環境における漠然としたヒエラルキーとか、そういったものは誰しも感じたことがあると思うのですが、考えてみればそういったものをちゃんと描いた作品はあまり見ません。

キーワードはあちこちで言われてるとおり「邪気眼」とか「厨二病」。最初の方はかなり読み進めるのが辛かったのですが、話が進むにつれて引き込まれていきました。流石ロミオと言わざるを得ない出来でしたね。

AURAはハルヒへのアンチテーゼ的な一面があるという意見は確かにその通りだなあと。そういった作品がこれまであえて無視してきた側面を描いているのがこの作品、とも言えるでしょう。
これをして「学園ラブコメ」と言わしめる田中ロミオは流石としか。


結局の所、普通が一番だよね!という話なんじゃないかなと。痛い部分もあるけれども、非常に面白かったです。あのがむしゃらなラストシーンは、是非読んでみて確かめて欲しいと思います。

田中ロミオのまったりSF「人類は衰退しました」


AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)
田中 ロミオ
小学館
売り上げランキング: 161

| ラノベ・小説レビュー | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

怒涛の展開に早くも次巻が待ちきれない「とらドラ8!」

とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11)

待ちに待った「とらドラ8!」が発売ですよ!(だいぶ前に)
8巻の発売は凄く楽しみにしていたのですが、色々忙しかったこともあり結局コミケ1日目の朝に読み終えました。時間つぶしに入った新宿マックで。


さておき、本編。
7巻ラストも凄い展開でしたけど、8巻も凄い展開だ…!
ずっとこのままだったらいいのに、というみのりんの気持ちはよく分かるわけで、僕も楽しくコメディメインでやってたあの頃のとらドラ!が懐かしくなってきたりするわけですが、マンネリせずにガンガン話を進めていくあたりが素晴らしいですね。超良質なラブコメと言われる所以。

そしてそんなみのりんを亜美がぶった斬り、そして大河が…。
大河とみのりんの想いがまた複雑で、どうやって収束させてくるのか全くわからず。本当たけゆゆ先生は引きが上手いというか、8巻ラストのアレで竜児の心境その他もろもろの状況がどう変わるか気になってしょうがないというのに、そこで次巻に続く!だもんなぁ。


こうして8巻を読んで、「やっぱ大河の声優に釘宮はなぁ」と思うわけです。やっぱり大河って所謂ツンデレとは違うと思うし、そんな大河にツンデレのイメージが強い声優さんをあてるのはどうなんだろうなあ、と。

まあ、「ハヤテのごとく!」のナギが釘宮で既に馴染んでいるように、すぐに慣れてしまうとは思うんですけどね。単に予想通り過ぎる配役に苦言を呈してみたかっただけです。ええ。


微妙に話が逸れましたが、非常に9巻が待ち遠しい展開となった「とらドラ8!」。9巻の表紙はこれまでの流れ的に大河でしょうし、案外9巻で終わってもおかしくないかもしれませんが、はてさて。
9巻は2ヵ月後、10月発売。今から9巻の発売が待ちきれませんね!


とらドラ 8 (8) (電撃文庫 た 20-11)
竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 38

| ラノベ・小説レビュー | 22:51 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」が面白かった件

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))

勝手に感想強化週間。
コミケであちこちから刺激を受けたので、しばらくは読んだ本やクリアしたゲーム等について出来るだけ感想を書いていこうという方向です。いつまで続くかは分かりませんが。

そんな訳で最近話題の「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」。コミケ旅行のバスの中で読み終えました。略称は「おれいも」でいいのかな。


さて本編ですが、評判どおり面白かったです。
イマドキの女子中学生な妹が実はオタクで、それを結果的にカミングアウトされた兄が、妹のためにちょっと頑張る…みたいな感じの話。

いわゆる隠れオタな自分にとっては、妹の悩みは非常に共感できるものだったりするんですよね。やっぱり世間の目は気になるもの。コミケで貰った紙袋持って町は歩けません。

兄も始めはオタクに偏見があったのですが、妹のために何だかんだで頑張ってくれます。兄も妹も、自分の考えを曲げないいいキャラですね。兄がオタクになりもしなければ、妹がオタクをやめようとしたりもしない。

ラストシーンの兄なんかはかなりカッコイイと思ってしまうわけですが、それでも妹と急に仲良くなったりはしない。けれど、最初よりは間違いなく距離が近づいている…そんな所がいいですね。


アキバBlogやかーずSPなどのサイトさんが実名で登場しているのが話題になっているようですが、これも「わかる人にはわかる」リアリティを出すためのものかな。話題づくりとしては成功でしょう。

かんざきひろさんのイラストも素晴らしく、良作と言えるラノベだと思います。これ一冊で綺麗にまとまってますが、続編は出るのでしょうか。もし出るのなら、楽しみにしたい一冊です。


俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))
伏見 つかさ
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 109

| ラノベ・小説レビュー | 22:29 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

| PAGE-SELECT | NEXT